仏間の情事-1
ヨネの葬儀は村人数人だけの粗末なものであった。
艙価寺の僧が入院中との事で葬儀には隣町から急きょ老僧が来ていた。
この老僧、講徳と名乗った、長いひげを蓄え脂ぎった顔とダルマのような大きな目が威厳を現しているようにも見えた。
簡単なお経を読みあげると参列した者達と近くの墓地で土葬の儀式を済ませた。
「あなたが喪主代わりのあい子さんですか・・・」
講徳は喪服姿のあい子に声をかけた。
「はい、親族代りです、目の不自由な息子さんがいますので私が世話をさせていただいています。」
「それはご苦労な事じゃ、家はこの近くかな・・・」
「はい、お恥ずかしいですがすぐ下の小さな家です」
「もう20年ほど前じゃが、たしかご主人が戦死されたお宅ですか・・」
講徳は昔を思い出したように話を続けた。
「わしもその葬儀には住職のお供をさせてもらった、気の毒じゃたな」
「そうでしたか、お世話になりました」
あい子は恐縮したように頭を下げた。
「すぐ近くならせっかくじゃ後からお参りさせていただきますわ」
「ありがとうございます、夫も喜びます」
葬儀の後片付けを済ませると、勝男と僧を家に呼んで葬儀の残り物で夕食取らせた。
「あなたのご家族は・・・」
「今は嫁いだ娘とふたりだけです。」
あい子は夫の遺影を見上げる講徳にそう応えた。
「それは何よりです、それでこの勝男さんはこれからお宅様が面倒を・・・」
「ええ、そう思っています」
傍で二人の会話を聞きながら勝男は昨晩からの疲れかウトウトしはじめた。
あい子はそんな勝男を気にしながら講徳の相手をしていたが時計を見た。
「お住職さま、そろそろお願いします」
「そうじゃな、それじゃあお参りさせてもらいますかな」
あい子は立ち上がると老僧と廊下に出て仏間を兼ねた座敷に案内した。
あい子は粗末な仏壇の前に座布団敷いて老僧を座らせ、ロウソクに火を付け数本の線香に火にかざして立てた。
久しぶりに線香の香りが部屋に漂った
「よろしいか、短いがお経を読ませてもらいます」
老僧はお経を読み上げ一礼して向きを変えた。
「奥さん、喪服が良くお似合いのようですな〜、今日はご主人も正装な姿でお参りされたことを喜んでくださると思いますよ」
「ところで、お前さんのような美しい方はまわりの男達が何かとちょっかいを出すのではないかな」
「とんでもありません、こんなおばさん誰がちょっかい出すんです・・・」
あい子は少しはにかんで笑みを浮かべた。
その時である、穏やかな顔を浮かべていた講徳の顔が豹変し、あい子の手を掴んで引き寄せた抱きすくめた。
「住職様何をなさるんですか」
あまりの突然の事にあい子の声が上ずって聞き取れないほどである。
高徳の手が喪服の身八ツ口から差し込まれ柔肌の感触と豊な乳房を肌で感じながら講徳はつぶやいた。
「どうじゃこのええ乳・・・」
弄る手が喪服の襟元を乱して真っ白な襦袢から豊満な乳房がうかがえる
「何をなされるのですかやめてください」
「そんなに嫌がらなくてもいいでわないか、ご主人にこうして揉まれて乳首吸わせていたんじゃろう」
「ほれ見なされこんなに乳首が硬くなって」
乳首を指で挟んでねじり上げた
あい子のうなじに唇を寄せながらつぶやくと座布団の上に崩れるように身を倒した。
講徳はもがくあい子の喪服の帯止めを外し巧みな手さばきで帯は瞬く間に解かれた
「いや〜・・・やめてください・・」
黒い喪服と白い襦袢が対照的に交差しながらやがて豊満なあい子の肉体が露になってゆく。
「いい身体しておるわい、どうだこのケツかぶりつきたいほどプリプリしてるの〜」
講徳はそうそう呟くとあい子の太股を強引に割って壷を探った。
「もう何年もご無沙汰じゃろう、あの世で亭主も待ちかねておるぞ。」
ごつい中指があい子の壷を探り当てた。
「アア〜・・・おやめください」
「おやめくださいだと、もうココは濡れて始めておるぞ・・・亭主も待っておるのじゃ、どうじゃこの指を亭主のマラと思って受け入れるのじゃ」
老僧のごつい太い指は、しわで凹凸をつけていかにもグロテスクなマラを想像させる
「さあ入れるぞ」
「ァァ〜・・・」
あい子は思わずのけぞった、指が夫のマラをもしのぐ触感で快感が走ったのである。
そういえば戦地に赴く前夜だった、舅たちの寝る部屋の襖一枚隔てた寝室で貪りあって以来の快感であった。
「思い出したか、いいもんじゃろう フフフ・・・さあ腰を使え、腰じゃ」
講徳はグイと指を差し込んだ
「ああ、いけません・・・」
「壁に掛けてある遺影を見るのじゃ、ご主人への供養と思いなされ」
(あなた・・・私こんなことしていいの・・)
講徳はあい子のへの字に歪んだ眉毛の汗ばんだ顔を眺めなら今度はさらに太い親指を寝転んで突き立てた。
「さあ跨いで入れなされ」
(いや、そんな破廉恥なことできますか・・・でももっと欲しい、あなたの○○が)
あい子は乱した襦袢姿で起き上がると髪を掻き揚げ講徳の股に跨った。
(私としたことが恥ずかしい・・・ごめんなさい)
「そうじや、腰を沈めるのじゃ」
ズズー
「アア〜・・・」
「奥さん、そうじゃもっと腰を使いなされ 」
「ァァ〜 いい いいわ〜」
「もっとじゃ・・・いいですぞ、今まで操を守っておられたのじゃ」
「住職さま〜これでいいのですか アア〜 もうだめ、い、いく〜」
講徳はあい子の快楽に歪む顔を見上げながら襦袢から覗かせ揺れる豊満な乳房を咥えんばかりに口を寄せ長い舌をぺろぺろするのであった。