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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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性奴隷・沙夜子-6

「そうそう、お嬢ちゃん!」

後ろから、大声で鬼塚が呼びかけた。

「真奈美、無視しろ!」

耳元で真琴が囁いた。

「沙夜子お姉ちゃんは、真奈美ちゃんが戻ってくるまで、鎖でつないだまま、延々とタロの相手をしてもらおうかな」

ギクリと真奈美の足が止まる。

「まあ、真奈美ちゃんは学校で、しっかりと試験を受けて来るといい。
真奈美ちゃんが戻ってくるまでに、何回タロに犯されるか楽しみだ。 グフフ・・」

鬼塚の低くドスの効いた声が、真奈美には背筋がゾッとするくらい、いやらしく聞こえた。

「ほら、真奈美。 がんばれ!」

力が入らないのかガクガクと膝が笑う真奈美の腕を、真琴が抱えるようにして、二人は地下室を出た。
地下から建物の裏出口に続く階段を上り詰めると、そのすぐ側に停車している黒のセダンが見えた。

「さあ、こいつに乗って」

真琴はリモコンキーでドアロックを解除すると、助手席のドアを開け、真奈美をシートに座らせた。
自分は運転席に座ると、スタータボタンを押した。 ドウン!と鈍い音とともに車のエンジンが掛かった。
真琴は車を発進させると、ぐんぐん加速し、慣れたハンドルさばきで狭い歓楽街の道をすり抜け、国道に出ると、真奈美達が住む町へと向かった。


「・・真奈美、元気出せよ」

道路脇の灯りが、車窓の外を規則正しく流れていく。
それを見つめながら、一言もしゃべらない真奈美を気遣うように、真琴は進んで話しかけた。

「あの鬼塚ってやつは、この街音の893で、さっきのミュージックホールの運営が主な仕事なんだ。
・・それから、小汚いじじいが一匹出てきただろ? 交渉に口を挟んだヤツだ。
あれは笹原っていう、ミュージックホールの経営者さ。支配人って呼ばれてる」

(公園で鬼塚に勧められて、調教中のあたしを抱いた人だ・・!)

真奈美の体がピクリと動いた。

(そういうことなの? あの二人、実はつながってたんだ)

鬼塚は、偶然を装って笹原に声を掛け、真奈美を抱かせたことになる。
何を企んでいるのか、怪しげな連中だ。

「ん? ・・知ってるのか、アイツ。
あいつは、若い女性をさらってきては鉄橋の下とか、芦原の茂みで、ズボズボ好き放題ヤッてるらしい。
とんでもない性犯罪者だよ。
最近は、近隣公園にも足を伸ばしてるって噂だ。気をつけろよ。
で、さんざんヤリまくって、気に入った女・・ 要は、セックスに才能があると判断すると、ここのミュージックホールで働かせ、売春させてるらしい。
あ、ミュージックホールってのは、ストリップ小屋のことね。
特にあそこは本番まな板あり、獣姦あり、性奴隷ありの売春宿だ」

真琴は、軽蔑するような口調で、吐き捨てるように喋った。

「・・そんな所に・・沙夜子姉さん、どうなってしまうんだろ?・・」

真奈美は弱々しく、思い口を開いた。

「うーん、そうだな・・オニの野郎は、沙夜子が獣姦好きなのは知っている。
特にタロとは相性が良いから、獣姦ショーに出されるのは間違いないな。
それから、本番まな板ショーとか・・ 公開人間便所とかも・・
・・あと、サヨねえを好きな男どもも少なくない。
そいつらの性処理奴隷だとか・・」

「もう・・聞きたくないです・・」

真奈美は、聞いているだけで気分が滅入ってしまい、今にも泣き出しそうだ。

「ごめんごめん。でもまあ、これからは真奈美もボク達の仲間になるんだし、隠し事は無しの方がいいだろ?
・・でも、ショックだったら、小出しにして教えるよ。」

真琴は、もうすっかり真奈美が自分達の仲間になった口ぶりで話している。

「あの・・」

「何? 何でも聞いてよ」

真奈美は、ふと思いついたように質問を始めた。

「真琴さんは、あたしと同じ学校の生徒ですよね・・ 3組の?」

「ああ、そうさ。クラスの中では、ボクは背が高いので目立ってるでしょ」

真琴は、同学年の女子生徒と比べると、目立って背が高い。今年の春の身体測定では166cmあったということだった。
しかも、長身の上、スラリと足が長く、ボーイッシュで端整な顔立ちは、同学年の男子のみならず、女子からも人気があった。

「その真琴さんが、どうしてここに? それに沙夜子さんとは、どんな・・」

「ああ、そうだね。もっともな質問だね。
ボクは・・キミと同じように、日常から非日常の世界に踏み込んだ人間さ。
でも、キミより何年か前にね」

「・・?」

真奈美には、非日常の世界という表現がピンと来なかった。
しかし、少なくとも獣姦や、それを商売にしている店は、非日常の世界に属することは間違いない。

「・・ボクには家族が居ない。 一人マンションで暮らしている」

家族が居ない、その言葉は真奈美の心に深く響いた。

「でも、昔サヨねえに救ってもらって、今も援助してもらってるから、学校に通うことが出来るし、働かなくても生活出来るんだ。
・・ そういう意味では、命の恩人さ。
で、少しでも恩返したいから・・ サヨねえの手伝いをしてるのさ」

真琴は、しみじみと過去の記憶をかみしめながら話しているようだ。

「それで・・ 沙夜子姉さんに頼まれて、あたしを助けたの?」

「まあ、そういうことかな。
でも、言っとくけど身の回りの世話じゃないよ。
キミの体調管理とボディガードさ」

「それって・・ 同じじゃないの?」

「あはは、それが大違いさ。
例えばほら、サヨねえからもらった薬があっただろ? もう切れる頃だ」


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