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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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性奴隷・沙夜子-11

改めて見ると、その扉はまるで金庫のような頑丈さと重量感があった。

(昨日、酔ったあたしは、こんな監獄みたいな部屋に入れられちゃったんだ・・)

真奈美は恐る恐る近づくと、扉に耳を当てて中の気配を探った。

「真奈美、何か聞こえるかい?」

後ろで真琴が囁く。

「うーん・・ 何も聞こえないよ」

「そうだろう? この分厚く頑丈な壁も、扉も、おそらく防音構造になってるんだと思う」

「防音?」

「そう、中でどんなに大声出そうが暴れようが、音は外に漏れないんだ。 なにせ、この地下室は裏のショーホールだからね」

昨夜ここで繰り広げられた、あのおぞましい体験が脳裏に蘇り、真奈美の体には小刻みに震えが起こった。

(また・・ 太股を滴が伝ってる・・)

しかし、実のところ震えの正体は、体の奥底から湧き上がる一種の興奮であることに彼女はまだ気付いていなかった・・

「とりあえず、扉が開くか確かめよう」

真琴は、慎重に扉のノブに手を伸ばした。
その後ろに身を隠すように回り込んだ真奈美は、身構えながらゴクリと生唾を飲み込んだ。

(沙夜子姉さん、どうか無事でいてください)

祈るような思いで、両手を握りしめて扉を注視する真奈美。
丁度、真琴がノブに手を掛けた瞬間だった。

ギイイイイ・・ と、ゆっくり分厚い扉が内側から開いた。

「ひゃ!」

思わず声を上げた真奈美が見たものは、開いたドアの向こうに立っている、全裸の鬼塚だった。

「ひいい!」

真奈美は思わず後ずさりした。 というのも、全裸の鬼塚の胸や腹は、まるで返り血を浴びたようにベットリと赤く染まっていたからだった。

「お・・鬼塚・・ お前、何やらかしたんだ・・」

そう問い詰めた真琴の顔も、恐怖と困惑で引きつっていた。

「・・やらかしたもなにも、この時間だからな。 食事していたところだよ」

にんまり笑う鬼塚の口元からは、血に染まった歯と歯茎が覗いた。

「な・・何を喰ったんだ」

真琴は少し震える声で尋ね、ゴクリと生唾を飲み込んだ。

「いやなに、お前ら来るのが遅いんでな。しばらくタロと沙夜子の交尾シーンを眺めてたんだが、我慢できなくなってタロと代わる代わる沙夜子を犯りまくってたんだ・・」

よく見ると、はち切れんばかりに天を向いた鬼塚の怒棒は、血にまみれてはいるが、まぶしたように白濁液がネットリまとわりついている。

「ハハ、最後はタロと一緒に3Pさ。 そう滅多に見られるもんじゃないぜ?」

「3Pだって!? いい加減なことを言うなよ」

真琴の語気が段々荒立ってくる。

「グハハハ、さすがに何時間もヤリっ放しじゃ腹が減ってくるからな。 ヤリながら、柔らかい新鮮なメスブタのお肉をオレとタロとでたっぷり戴いたところさ」

開け放された扉の中から、血なまぐさい臭気が漏れ出し、真奈美の臭覚を刺激した。

「新鮮な肉って・・ お前、まさか」

彼女の肌がピンク色にほんのり染まっている。 必死に怒りを押さえようと我慢している様子が、真奈美にピリピリと伝わってくる。

「おっと、早とちりするなよ? ご馳走の差し入れがあったのさ。 解体したての豚のホルモンだ」

「豚の内臓か。 そんなの生で食べたら病気になるぞ!」

「ふん、病気なんぞなったこと無いが? それより肝臓、心臓、膵臓、小腸・・ 食べれば直ぐ栄養になる。 特に肝臓は精力がつくんだ・・」

ギンギンに張り詰めて天を仰ぐ怒棒を誇示しながら、鬼塚は目を血走らせて二人を凝視した。

「まなみちゃん、こんにちは。 どうだい、おにいさんがこの世のものとは思えない快楽を教えてあげるよ」

「いっ・・ いやですっ」

恐怖におののく表情を見せながら、真奈美の頬は赤く上気し、目を潤ませている。彼女の視線は、鬼塚の股間に落ちていた。

「沙夜子と話がしたい」

二人の会話を遮るように、真琴が声を荒らげた。

「フフッ、いいだろう。 入れ。 ただし今、タロと沙夜子は食事中だ・・ 沙夜子のやつ、二人がかりで抱かれて、すっかり腹を減らしてたんだろうな」

扉が開かれた入り口は、鬼塚の巨体で塞がれていたが、その隙間から部屋の中が一部覗いている。
そこには、ひも状の腸や、内蔵の一部が散在し、血のりが飛散した床が見える。

「タロのやつ、よっぽど沙夜子とハメたかったんだろうな。 後尾しながら食事中だ。 沙夜子も同じさ。 ショックを受けないよう、心の準備はいいかな?」

鬼塚がその巨体を入り口から退かせると、二人は中へ踏み込んだ。
その途端、錆びた鉄のように生ぐさい臭いと、湿った生暖かい空気が体や上着にまとわりついてくる。
そして、その先に目に入ったのは、部屋の中央に用意された丸テーブルの上で、タロの猛り狂った激しいファックを受けてゆさゆさ波打つ血まみれの肉塊だった。

「え・・あれ、まさか・・サヨ・・さん?」

二人は恐る恐る、側まで近寄っていった。


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