不思議な告白!?-4
「いいのか?本当にこんな俺で?」
「ああ。アタシ達はみんな知広のことが好きだ。これからもよろしく。」
「じゃあ、俺から全員に告白させてくれ。」
「いいよ。ただし、みんな平等にな!」
「梓。君の明るいとこが好きだ。」
「ありがとう。知広。アタシも知広が好きだよ。」
「桜。君の優しいとこが好きだ。」
「うれしいです…。知広さん。これからもよろしくお願いしますね…。」
「梢。君の一途なとこが好きだ。」
「月並みな告白だが、うれしいよ。私もお前が大好きだ知広。」
もし、ここに他の人がいたとすれば、おかしな二人だと思っただろう。
しかし、今の言葉に嘘偽りはない!俺はこれから、みんなを死に物狂いで愛していく。
「みんなのことが好きだ。これからもよろしくな!」
結局、不思議な告白をしていたのは、他ならぬ自分自身だった。