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ベッドタウン
【熟女/人妻 官能小説】

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ベッドタウン-3

「んっ…そんなとこ…
恥ずかしい…」

「こんな事は普段、しないのかな?…気持ちよくないですか?」

「きっ…あっ…」

気持ちよかったかも知れないけど、何も返せなかった。
すると、指先がぐしゅぐしゅとそこに触れたのだった。
膣孔に挿し込まれたのは親指、ずっぽりと根元まで嵌まり込んで中で蠢いた。
そうして他の指先がお尻の穴をくすぐってくるのだ。

「妊婦さんはおなかの子に影響するからって、よくここを使ったりするんだよ。
妊娠中に亭主を禁欲させとくわけにもいかないからね…」

そう言ってご主人は冗談めかしく語尾を震わせた。
私もお尻でセックスする話は聞いた事もあるけど、奥様はそんなのを好むのだろうか?

夫とは交際期間が短かった。
三ヶ月ちょっとで私たちは結婚に踏み切ったのだ。

女なら分かる感情だと思うけど、この人とならおトイレを使ったすぐ後で立ち代わっても気兼ねなく暮らしていけるような…
そんな安心感を感じたからだった。
だけど、さすがにお尻の穴を弄られた事はなかった。夫がもし、好むなら試してみてもいいかも知れない。

他人の亭主と寝るというのは意外にもそうした利点があるのかも知れない。
もちろん、あるモラルめいたものを度外視した上での話ではあるのだけど。

もうひとつ分かった事はねっとりしたセックスというのは激しさに欠けるものがあった。
硬さとか、大きさとか、そうした問題ではないけれど主人の勤めを思うと夫婦の営みも簡略的なものになってしまう。
その繰り返しが倦怠感に繋がるといえば、それも道理かも知れないけど…

「あっ…あんっ…中で…中で出して…」

私はつい、高ぶりを覚えて腰を激しく揺すってしまう。
ゆっくり挿入して、内部のそれぞれを丁寧に擦りつけてくれるのはいいけれど、体は絶頂を求めていた。
潤いは溢れてお尻をつたい、繋がり合う股間の下のシーツまでじわりと濡らしていても渇きが止まらない思いがした。

あぁお願い…
こんなに焦らされたら私はそのうち死んでしまう…

「どうして?それは何かと不味くないですか?」

じれったさに思わず漏らした言葉だったがどうせ妊娠などしないと思った。
私たちはそれほど子供が欲しいわけではないのだが、作らないというわけでもなかった。
あれほど射ってもできないのである。


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