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ベッドタウン
【熟女/人妻 官能小説】

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ベッドタウン-2

それも何か関係があるのか神社にはなぜか、昔の浮世絵とか春画というものを思わせるような絵がデカデカと掲げてあった。
趣きある昔の絵図で、そこには男女が絡み合う様子が所々剥げ落ちて描かれてある。
境内で遊ぶ子供の教育上如何なものかとも思うのだが、なるほど本業は家内安全、子授け成就の神様で子供たちもそうした風土の中で育つものなのだろうかとか、思ったりした。

かくして私たちはその夫婦交換というものを実際に執り行ってみたのだった。
お隣のお宅で持ち寄りの飲み会みたいなのをした後に妻を交換するといった趣向だった。

そんな感じでその夜は夫が佐々木さんの奥様を連れ帰り、私はそこに残る。

寝室に通されるとそこは何度もお茶を飲み談話した部屋。
佐々木さんはここで寝起きしていたのだと知る。
懇意にしている隣家とはいえ、一夜夫婦を交換するなんてやはりまともじゃない。
まともじゃないけど平凡に暮らしてきた私には、何かとっても興味をそそられるものがあった。
とりわけ何に対して、というわけでもないけど、こんな事が実際にあってもいいような気がしたのだ。

奥様は気遣って、「やはり今夜はご主人と帰るか?」そっと尋ねたけど私は大丈夫だった。
部屋には二組の布団がくっつけて敷きつめてあり、シーツがぴっしり伸ばされていた。
普通に考えたら、夫が他の女を抱くための気遣いなのである。

気さくで大雑把なお姉さんみたいな奥様はこんな風にちゃんと気遣える人なのだ。
だから接して嫌な気がしないのだろう。

私は今夜、こんな風に気遣えただろうか?シーツは昼間にちゃんと代えてはきたけれど、そんな事がふと気になりはじめた。

下着を脱ぎ捨ててしまい布団に潜り込むと見上げる天井は異様に高い。

目的はすでに明白であるのにいつまでも、もじもじと夜を更かしてしまいそうな気がしたからだ。
背中がすぐ畳の上にあるとこんなにまで天井が高く見えるものなのだろう。思えばお布団で眠るなんて、独身の頃の社内旅行以来じゃなかったろうか…

… … … …

肌に触れるという感覚はそういったものだろうかと私は思っていた。
お布団の中で繰り広げた肌を重ねる行為は至って自然な流れの中にあり、すぐ裏の雑木林の奥に流れ続けている小川のせせらぎがそっと耳に触れたように思える。

仰向けの両脚をそっと持ち上げ、腰を高くされた。
膝はほぼ、くっついた状態だったのでアソコは重なる貝殻のように閉じた ままだったけど、そこからわずかにはみ出した肉片にぬめりを感じるとその舌の感触でその形が今どうなっているのかを感じる。

もちろん、自分自身の体なのだから目にする機会こそあまりないけれど、弄ってみたりする事もあるわけだから今更そんな事はよく知っているはずなのだ。
だけど、勃起した乳首の硬さや形、膨らんでハミ出した陰唇のぷるんとした感触なんかを他人の舌や指の感触を通じて知るなんて、よっぽど繊細な事に思えた。
男が変わればセックスはこうも明らかに違うように思えるものだろうか。

微かな疼きさえ、覚えるほどに敏感な部分が刺激を求め、脚を開いてしまいたいけど、なかなか思うようにはさせてもらえず、柔らかな内部に潜り込む舌先がそこにわずかに触れるたびにヒクっ…ヒクっ…と腰を揺すぶってしまうのだった。
佐々木さんは夫よりちょうど一周り…十二歳ほど上だと聞いていた。

こう、なんというのか…

ねっとりとした円熟味はその年齢と体力が巧妙に絡みあった賜物なのだろうか。
舌先はお尻の穴までくすぐり、そればかりかそこに潜り込もうとまでしてくるのだった。


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