投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

僕をソノ気にさせる
【教師 官能小説】

僕をソノ気にさせるの最初へ 僕をソノ気にさせる 49 僕をソノ気にさせる 51 僕をソノ気にさせるの最後へ

僕をソノ気にさせる-50

「してる……。優くんっ……。私、優くんとしてる」
 杏奈は体の中から感動を滴らせ、夢ではない、結ばれた事実を優也にも確と知って欲しくて、繰り返し呼びかけた。
「せ、先生、また……」
「……いいよ……」
「出ちゃう、先生……」
「いいから、出して」
 杏奈は正面から抱き寄せる優也の唇へふるいつき、彼の全てを憶えておくために何度も息を吸い込んだ。
「んんっ……、先生、……ず、ずっと一緒にいたい」
「……っ、……、……ダメ、だよ……。優くん、私のこと思うなら」
「先生……、……先生……」
 むせび泣く優也が体の奥で熱い息吹を噴き出すと、その滑る悦楽に杏奈も全身を引きつらせて果てていた。現が遠のく中、杏奈は明日からの優也を想っていた。新しい場所で、新しい人々と会うのだ。自分以外の女にも。
「先生……、絶対、先生を迎えに行くっ……」
 訴える声を聞いたが、杏奈には愛する優也の顔は最早見えていなかった。これから優也を街に送り出し、今度は私が無人島でずっと待つんだ。







僕をソノ気にさせるの最初へ 僕をソノ気にさせる 49 僕をソノ気にさせる 51 僕をソノ気にさせるの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前