願望達成-2
玲奈は青ざめた。うろたえている。
「和也くんは悪くないの……。ちゃんと言い聞かせるから……。私……あなたたちにも道を踏み外してほしくない」
「ふん、そういうゴタクは聞きたくないんだよ」
児玉は玲奈を睨みつけた。
部室のドアが乱暴に開けられて、志鎌健二が入ってきた。右手に竹刀、左手に缶コーラを持っている。振り返った玲奈の顔は恐怖にひきつった。
志鎌は、エロ雑誌やカップ麺のゴミなどで散らかっている床に缶コーラを置いた。
「先生、奥の壁に手を突きな。尻をこっちに向けて、手を突くんだ」
玲奈は志鎌の言葉に、唇を震わせて、「なぜ?」と切り返したが、空しい反論だ。鬼が宿ったような迫力に圧されて、壁ぎわに追いつめられた。ヒップをこちらに向けて、壁に手を突く格好になった。
「志鎌くん、何を?」
「児玉ちゃん、手緩いんだよ。玲奈先生のような才媛には実力行使さ」
志鎌は両手で竹刀を握った。
「もっと尻を突き出せ。少し痛いだけだ」
「志鎌くん、話し合いましょう」
玲奈は今にも泣き出しそうだ。
「尻を突き出せ」
上背があって、スレンダーな肢体だが、盛り上がったヒップは成熟した牝のたたずまいだ。
玲奈の尻もいい。
突き出されたヒップは、バッシ、バッシと打たれた。苦痛に女教師の顔が歪む。
志鎌は竹刀を捨て、女教師の背後からフレアスカートの中に両手を突っ込んだ。
「やめて!」
玲奈は腰で半円を描いて抗った。
純白で小花模様を散りばめたミニスリップが、チラ見えした。児玉は生唾を飲み込む。
強引にベージュのパンストは膝まで下げられた。
「助けて!」
志鎌はポケットから赤い魚肉ソーセージを取り出した。スカートを捲り上げ、パンティーに包まれた双臀の谷間に、ソーセージの先端を突っ込んだ。
「いや!」
ローズピンクのフルバックショーツが目に飛び込んできた。悩ましい光景。