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私の王子様
【ファンタジー 官能小説】

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愛しいお姫様-13


「やあん」

 ずっと放置されていた胸に触られ、ジェノビアは目を見開いた。

「ああ……なんて柔らかいんだ……」

 デレクシスは感嘆の声を漏らしてジェノビアの爆乳を手の平全体で揉みしだく。

「ぅあ おじ様 大きいの お好きです かぁ?」

 喘ぎながら問いかけるジェノビアに、デレクシスは腰の動きを緩やかに変えてニヤリと笑う。

「大きくても小さくても、ジェノビアのだったら大好きだ」

 揉みながら指で桃色の蕾を摘まんでやると、ジェノビアがびくりと跳ねる。

「綺麗な桃色だね……これ、どう?」

 摘まんだ蕾をクリクリしながら、硬くしこった頂点を軽く掻く。

「やあぁっ 気持ち良いですっ あぁ 」

「じゃあ、これは?」

 片方を口に含んでちゅうっと吸う。

「ふあっ あぁ」

 吸いながらカツカツと甘噛みすると、デレクシスを包んでいる肉襞がビクビクと痙攣しだした。

「ふっふぁっふぇ」

 乳首を口に含んだまま「イッちゃえ」と言ったデレクシスに応え、ジェノビアの痙攣が強くなる。

「あ あ あ だめ ノービィ イッちゃ イッちゃい ますうっ!!」

 言葉の最後で宣言通り絶頂に昇ったジェノビアは、デレクシスの頭を掻き抱いて全身を震わせた。

「くっ」

 ギチっとした締め付けにデレクシスは息を詰めて耐えた。

「あっ あ は あぁ はぁ……ふぁ」

 いったい何度目の絶頂だろうか……酸欠でクラクラする頭でジェノビアはぼんやりと考える。

「ジェノビアはイキ易い子だねぇ」

 自分だって何とか耐えたくせに、余裕のふりをしてデレクシスは笑った。

「ん……だって……気持ち良い……」

「そんな事言って……後悔するかもよ?」

「ふえ?」

「枯れかけたオジサンの相手は……大変だよ?」

ぐちゅ

「んあぁあ?!」

 再び動き出したデレクシスにジェノビアは必死になってしがみつく。

 それから数えきれない程ジェノビアは絶頂に昇りつめた。

 正真正銘、大人の女としての悦びを教え込まれたジェノビアにとって、この日は記念すべき最高の『成人の日』となったのだった。



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