愛しいお姫様-10
弄った事がない、という言葉の通りジェノビアのそこはとても綺麗で神聖に見えた。
金色の茂みは控えめで、そこから縦に入った割れ目がぱっくりと開いている。
割れ目から覗く桃色の肉襞はぬらぬらと濡れて卑猥に光っていた。
「あの……おじ様……?そんなに見ないでいただきたいのですが?……」
多少、恥ずかしさに慣れたジェノビアが少し腰をくねらせると、淫口が蠢いてくちゅりと液体を吐き出す。
デレクシスの喉がゴクリと鳴り、ジェノビアはびくりと身体を強張らせた。
「お……おじ様?」
「何かねえ……年甲斐もなく待てない感じ」
ぢゅるう
「はあうっ!?」
下着越しではなく直に吸われたジェノビアは、あまりの快感に息を飲む。
デレクシスの両手は閉じようとするジェノビアの脚を内側から押さえ、口は食らい付くように彼女の淫部を貪っていた。
「ひ あぁ ふうぁ」
ジェノビアを感じさせようという行為ではなく、自分の欲望のままにむしゃぶる。
デレクシスが自分に欲情している。
デレクシスの為の身体を欲してくれている。
ジェノビアは快感と共に喜びを感じ、デレクシスの頭を掴んで腰を押し付けた。
「あ ああん おじ様ぁ もっと 」
ぐちゅ ぬちゃ
止めどなく溢れるはしたない水音が部屋中に響く。
「ぁ おじ 様ぁ」
ジェノビアの内腿がピクピクと痙攣しているのが伝わり、デレクシスは名残惜しそうに口を離した。
「……あ……?」
サアッと快感が引いてしまい、ジェノビアは不満そうな声を漏らす。
「待てないって言ったろう?でも、ジェノビアを痛がらせたくはないからね」
デレクシスは口を拭うと人差し指をペロリと舐め、それをジェノビアの蜜壷にゆっくりと突き入れた。
「ンンッ」
身体の中に侵入した異物の違和感にジェノビアは眉を寄せる。
「力抜いてごらん?」
ぎゅうっと押し返す感触に、デレクシスはアドバイスをしつつも指は緩やかにジェノビアを撹拌していた。
「は ぁ んぅ」
ジェノビアが息を吐いたタイミングで指がもう1本増やされる。
時間をかけてゆっくりゆっくり解されているうちに、ジェノビアは段々と物足りなくなってきた。