淫らな想い-2
学校は一日休んだだけで、月曜日からふだんどおりに登校した。
勝雅とのことは、誰にも言わなかった。
一度きりのセックスで終わったならば、忘れられるかもと思った。
だが、そうはいかない。
週末の夜、部屋に来るように命じられた。
勝雅とはもう離れられないのかもしれない……。
紗綾は、シースルーネグリジェの下に何も着けず、ベッドに横たわった。
勝雅は、ネグリジェから透けて見える繊毛を見て喜んだ。
(愛撫される前なのに……)
紗綾は、内から熱い泉が湧いてくるのを意識した。
勝雅とずっと一緒なのか?
これからどんな運命が待っていようと、自分なりに生きていくしかない。
キスされて、ネグリジェの胸ボタンが外される。
勝雅の手は、たわわな乳房に触れてきた。
* 「養女・紗綾」 第一部(完)と、させていただきます。