肉蕾を辱める-1
音楽室から準備室に――。
和也は女教師の後を歩いた。
艶めく黒髪。真っすぐ伸びた背筋。張りつめたヒップ。脚はしなやかで華奢だ。後ろ姿も堪らない。
これほど美しい人が愛撫を許してくれた。夢のよう――。和也は昂奮していた。
準備室に入ると、玲奈は内から鍵を掛けた。
「先生……」
「えっ?」
和也は切なげな声を発して、抱きついてきた。
「ああ、先生、もっとしたい」
キスを求めてきた。愛情の交換にすすんで応える。強く吸われて、舌を入れられた。舌と舌がねっとりと――。
和也くん、大好き!
舌の感触を味わい、唾液にまみれる。
左手で背中を強く抱きしめられたまま、右手でタイトスカートに包まれたヒップを弄ってきた。
玲奈は昂奮した。鼻から「あ、ぁ〜ン」と吐息が洩れた。
先生のお尻、肉厚でポワンポワンしている。もっと――。
スカートを捲り上げて、手を差し入れる。スカートとスリップの下、薄布の上を指は這う。成熟した臀部の弾みを確かめて。パンティーの裾のゴムをなぞった。
「先生、お尻も素敵だよ」
ディープキスを解いて、指の感触を伝えた。玲奈は恥ずかしいのか、微かにイヤイヤをした。
「指を……」
女教師の舌を味わいつつ、排泄物を出す双臀の谷間に指を二本ズブリと――。
玲奈は和也の胸を突いて、「いや!」と声を上げた。二人のからだは離れた。
「恥ずかしいの……」
「先生……」
和也くんにすべてを許そうと思ったのに……躊躇ってしまう……。
玲奈は経験不足を恥じた。
「和也くん、今日は上だけにしてくれる?」
「上だけ……」
「学校で和也くんの顔を見られなくなるのが恐いの……」
「先生……」
「上だけにして……」
玲奈の指はブラウスのボタンに掛かった。
「う……うん……」
和也は曖昧に答えた。