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秘密の四角関係
【調教 官能小説】

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秘密の四角関係-2

 そして始業式は金曜日に行われていた。
「この仁って人、この場所での撮影が多いよね…」
「うん…」
 友香は想像を巡らせ、一つの方法を思いついた。
「今度の土日から張り込みしてみようよ」
「は、張り込み?!」
 有美は呆然とした。
「そう!一ヵ月張ってみて、何もなかったら私たちの勘違いだったってことで」
「………」
「有美も少なからず興味あるでしょ?」
 有美は視線を逸らしてコクリと頷いた。
「じゃあ決まり!」
 友香は何故かウキウキしていた。



 あれから二週間有美と友香は作戦通り張っていたのだが、時間だけが虚しく過ぎる日が続いた。
 そして、三回目の日曜日。二人は朝から張り込んでいたが、日が高くなった頃、空腹のためコンビニで購入した菓子パンを食べていた。
「今日も来ないのかな…」
「やっぱり別の場所なんじゃない?」
 二人の間には諦めムードが漂っていた。
「しー!」
 二人で盛り上がっている時、友香がその場を静めた。
「どうしたの?」
「足音が…」
 友香は遠くから廊下を響き渡って来る足音を聞き取ったのだった。
「………ホントだ」
 二人は慌ててゴミを机の奥に押し込むと、教室後方の隅にある、掃除用具を片付ける棚に隠れた。
 その棚には上部に細い隙間が三本あり、外の様子が覗けた。
 足音は徐々に大きくなる。この教室の前を通り過ぎる事も考えられるが、二人の胸は高鳴っていた。
〈ガラッ〉
 ドアが開かれた。二人は息を呑む。
 静寂が支配する教室を、低いモーター音の響きが包んでいく。
「教卓の前に立て」
「は、はい…」
 聞き覚えのある男の声に続いて、これまた聞き覚えのある女の声が答えた。
 教卓の前に移動する女が二人の視界に入って来くる。
 そして二人は凍りついた。
 その女は、同じクラスの永井早紀だったのだ。

 三人は小学校からの幼馴染みで、クラス替えのないこの高校で同じクラスになり、喜びを分かち合った。
 ところが、半年前から早紀は有美と友香から距離を置く様になった。二人は不思議に思いながらも、気にしないようにしていたのだ。

 その早紀が今、男に言われた通り教卓の前に立っている。
「脚を開いて、スカートを捲れ」
「………はい」
 早紀は脚を開き、非常に丈を短くしたスカートをゆっくりと捲り上げた。
 純白の下着が男の目に晒されると同時に、二人の目に映し出された。
 股間の辺りが不自然につっぱっていて、円を書くように動いている。
「ようし…」
 男は早紀に近付いて行く。
 有美と早紀からは後ろ姿しか見えず、その正体は確認できない。
「早紀、どうしてほしい?」
「い…、イカせてください…」
 早紀は潤んだ瞳で男を見つめている。
 有美は固唾を呑んでそれを見ていた。そのやりとりだけで、体の芯が熱くなっていくのがわかる。
 男は早紀の股間で蠢くモノを掴むと小刻みに動かした。
「あっ!くぅう!んんん…!」
 早紀は喘ぎながら男にもたれかかった。


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