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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・中編〉-29

(あ…ああ…ッ……優愛さん……わ、私を許して……景子先輩……ゆ、許して……)


開かれたままの優愛の股間の前に男が立ち、嬉しそうな顔を景子に向けて肉棒を突き立て、そして腰を一心不乱に打ち付ける……やがて甘い吐息と共に男は離れ、並んでいた次の男が優愛の股間に肉棒を突き立てる……精液を小便に見立てれば、その放出の為に使われ、汚されていく様は便器と呼んで差し障りは無く、しかし、それが妹であるという姉の心中は筆舌に尽くしがたいだろう……股間を赤く染めた男の数は増えていき、優愛に興味を持つ男の数は比して減っていく……そして、最後の男が果てた後、妹はタムルに頭髪を掴まれて引き起こされ、その使用済みとされた身体を姉に向けて曝された……。






「ぐ……!?はふ……う………」


タムルに無造作に引き起こされた優愛の顔は、精も根も尽き果てたように生気が無く、もはや視線は姉を捜す様子も無いようで、白目を剥いたまま吐瀉物と精液を吐いていた。
更には部下達に両足を掴まれ、姉に向かって開かれた股間は無惨にも純潔の証に塗れ、惨すぎる痛みに苦悶する女体は、秘穴と肛門から絞り出すように精液を垂れ流していた。



『……汚い牝……フヒッ!便所に落ちてる便所紙みたい……ボロボロで汚くて……フヒヒヒッ!!あ〜あ、触りたくないわ、こんな奴ぅ』

「…ッ!!!」


完全に心身共に壊されてしまった妹の悲惨過ぎる様を笑われた姉は、失神寸前な意識を、どうにか失うまいと踏ん張っている……二人の妹を凌辱したに等しいオヤジを、このままにしておくつもりは無く、しかし、その仇討ちの手立てすら見当たらない現実が腹ただしくて堪らない……息も絶え絶えな姉は、狂ってしまいそうな激情に精神が崩れそうになりながらも、優愛と美穂の名誉の為に気力を振り絞り、衰えた士気を今一度高ぶらせた。


『あ〜あ、美穂と同じ運命を辿ったか……まあ、テメェの妹は、揃いも揃って肉便器だったってコトだよ。見ろよ、あのイキ捲った幸せそうな顔をよぉ?』

「ぐぐぐぐ…ッ!!」


同じ人間とは思えない台詞の数々に、景子は哀願した自分を悔い、牙を納めた己の弱さを責めた。


人として当然の如く持ち合わせている良心は、この男達には無い。


それを知っていながら妹への暴力行為を止めて欲しいと縋り、瞳で訴えた自分が愚かだったと心の底から悔いていた。
もう景子には失う物など無かったし、この身体を厭う気持ちすら無くなった。


(何時か…何時か必ずブッ殺してやる…ッ!!)


景子は、麻里子のようにはならないと、固く決心した。
どんな事になろうとも諦める選択は取らず、この命が尽きるともタムルを倒すのだと誓った。




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