美しき女教師-3
「もう、やめて」
「先生が美しすぎるから、愛したいんだ」
和也は泣き出しそうな声になった。香水の甘美な香り、胸板に感じる意外なほどの乳房の弾力、激情していた。玲奈の白い首筋を夢中で吸った。
「ああ、和也君、どうして…」
可愛い愛弟子だけに強く拒めない。玲奈は揺れていた。吸われているところから全身に気持ち良さが広がっていく。
「ああ、だめだから。和也君、だめだから」
「唇が欲しい。キスさせてください」
耳元で、和也はかすれた声でささやいてきた。
「だめ。そんなこといけません」
「先生が好きです。キスできたら死んでもいい」
真剣な眼差しで玲奈を見据えてきた。瞳には涙がにじんでいる。
それほどまでに私を―心が揺れ動いて、からだから力がスーッと抜けていった。
和也の唇が迫ってきた。顔をねじったがどこか弱々しい抵抗であった。玲奈の顔の動きに合わせて和也の唇は追ってきた。しだいに口と頬が触れ合う時間が長くなる。
ついに玲奈の唇は丸ごととらえられた。強く吸ってきた。感触にどよめいた。でも、でも、いけないと理性が働き、歯を固く閉じあわせた。
和也は舌先で執拗に攻めてきた。
許してもいい…。玲奈はそう思った。抵抗が弱まり、上下の歯の間に隙間ができた。一気に舌を入れられた。
玲奈の鼻先からあーんと吐息がもれた。小さな口の中で舌が蠢いた。唾液と唾液が混ざり合う感覚に、玲奈も昂奮してしまっていた。口の奥に潜められた玲奈の舌先に、和也の舌がからんだ。チューッ、チューッと吸われる。
私も――。ふいに衝動が走り、玲奈は舌を巻きつけていく。
刺激的だわ…。
先生も舌をからめてきてくれた。和也の昂奮はさらに高まった。気品のあるセミタイトスカートに右手を伸ばして、成熟した乙女のヒップに触れた。円を描くように優しく撫でまわした。弾力がある肉の感触が手のひらに伝わった。これが玲奈先生のお尻。じかに触りたい。
玲奈は口を吸われたまま、艶めく黒髪を振っていやいやをした。
いつもいつも見るたびに昂奮を覚えていた玲奈の肉丘。愛撫したいと願っていただけに、手の動きは激しくなっていった。スカートの上から双臀の谷間に中指を潜り込ませる。
「いやっっ」
敏感な谷間に指を入れられ、玲奈はピクッとした。あわてて和也を押しのけた。
「いけません」
唾液を飲み込んでから、かすれた声で叱責した。髪の乱れを指でそっとかきあげた。