11.転獄-8
『悠花ちゃん……、お掃除して?』
男茎を引き抜くと、悠花の胸の谷間には夥しい村本の精液が滴っていた。ビク、ビク、と脈動しながら、まだ先端から尿道に残った雫垂を幹に流している亀頭が悠花の口元に差し出される。さっきまで体の中に受け入れていて、今まさに爆発を起こしたばかりの男茎を、躊躇いもなく差し出した舌から迎えて、先端に唇を押し付けて頬張り、吸い上げ始める。
(見ないでっ……!)
画面に目を向けることはできなかったが、チュパッ、チュパッ、と自分が何をしているのかは聞こえてくる音で分かる。バゼットの今の顔など見ることはできない。
「けけっ、あそこまで出せねえかもしれねえが、奴とは違ったヤリ方で悦ばせてやるからよぉ?」
「あっ……! ……うぅっ……」
油断した。映像のショックで手の力が緩んでいたところへ、一気にスカートを捲られていた。
「おいおい! なんだよ、これ」
カーディガンの裾が開き、その中で全て捲られたスカートの中に、ローライズの紫の下着が晒されて。しかしそれは、一般的に女性が普段の下着として身に付けるような意匠をしていなかった。素材はエナメルのように光沢があり、腰にチェーンがあしらわれている、コスプレめいた下着だった。
画面の中では、村本が再び悠花を自分の上にしゃがませて、M字に開いた脚の中心に深々と男茎を突き刺しながら、出したばかりの精液をバストいっぱいに塗り伸ばすように揉み回し、もう一方の手でクリトリスを弄っている。下から悠花の花園を、その先端の大きい歪形の男茎が穿るように突き刺さっていた。
『は、悠花ちゃんっ……、おお……、いっぱい出てるぅっ、お潮っ……』
不意に抜かれた瞬間、画面の中の悠花は開いた美脚の中心からカメラに向かって大量の潮しぶきを撒き散らしていた。