桜花の露、爛漫の秘肉-3
「ああーーん。……いやーーん」
割れ目から、ぬめりのある露が滲み出し、それを味わうと私の淫らな心に火が付いた。舌先を秘口にねじ込み、少 女の露を掻き出そうとする。すぼめた唇を押し当て、強く吸う。
「ああ……、兄さま……、兄さま……」
少女は股を広げ気味にし、股間を押しつけてくる。私は、クリトリス……と呼ぶにはあまりにも小さい肉芽を舌先 でくすぐる。
「いやーーーん、兄さま…………」
顔を押し当て、肉芽の愛撫を丹念にしていると、少女の身体の強張る感じが頬に伝わった。
「あっ……、あっ……、あっ……」
少女はひくつき、股を閉じて爪先立ちになった。
しばらくして、私から離れた少女は、緋毛氈の上に崩れるように横座りになった。そして、艶冶な瞳でこちらを 見ていた。尻の合わせ目が見えており、濡れた秘裂もあからさまに見えている。
その時、私は自分の股間が盛り上がっていることに気づいた。いや、盛り上がりどころではない。痛いほどに勃 起していた。すると、少女が何やらつぶやき、こちらを指さした。その白い指がクルクル回る。と、驚いたことに私の着ているものが一瞬で粉 と化し、風もないのに宙を舞い、向こうの八重桜のほうへと漂っていった。
勃起した一物を両手で隠している私の姿は滑稽だったろう。しかし、少女は笑う代わりに、ねだるような目つき で両腕を差し出した。
「こっちゃ、こいへ……」
動けずにいると、また言った。その声音に大人びた色合いが混じっていた。
「こっちゃ、来いへ……」
『来い』という単語に反応した私は、そろりと踏みだし、少女の隣へ膝を付いた。すると、少女は私にしなだれか かり、細い腕を回してきた。私の胸と膨らみかけた胸が合う。温もりが伝わってくる。間近に見る少女の瞳が潤んでおり、頬が上気していた。
ふいに唇に柔らかい感触を覚え、キスされていることに気づいた。先ほど、少女の秘裂に熱い口づけを施した私 は、順番が違うと思いながらも、幼い唇に自分の舌を差し込み、 若 い娘の躍る舌と戯れた。
熱烈な接吻が終わると、少女は頭を下げ、私の股間に顔を埋めた。先ほどからいきり勃っていた一物を咥えら れ、思わずビクンとなる。少女の口唇による愛撫はじつに巧みで、小学校高学年くらいの外見とはかなりのギャップがあった。そして、情けな いことに、私の一物は急激に登り詰め、あっけなく精を漏らしてしまった。腰が疼くほどの快感とともに……。
少女は噴出した精液を余すことなく飲んだらしく、軽く舌なめずりして微笑んでいた。
「出したのに、まんだ元気だでばし……」
(元気……?)
見ると、私の一物はほとんど萎れておらず、濡れ光ったまま天を向いていた。