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変容
【教師 官能小説】

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馴致-4

「パシャ。」

 今日3枚目の写真が床に投げ捨てられた。

 小便を飲む為に男のチンポをくわえ始めてから、1時間が経過していた。

“あと2回…”

 陰茎をくわえたまま器用に精液を飲み下し、そのまま再び抽挿を始める恵の額には、少なくない汗がにじんでいる。

 体力的には今すぐ休憩したい。しかし、そんな時間を男が与えてくれるとは思えなかった。最悪、イラマチオに発展するか、帰ってしまう事もあり得る。
 何としてもあと2回は射精に導き、明日に繋げなければならなかった。

 しかし、恵の願いが叶う事はなかった。


 2回目の口内射精から40分。
 ようやく3度目の射精が口内で行われた時、恵の口を閉じる力はもうほとんど残されていなかった。

 出されたザーメンは上手く飲み込めず、口の端から床に滴り落ちてゆく。
 汗まみれで、ハァハァと荒い呼吸を繰り返す恵の体力は、明らかに限界だった。

「もう終わりだな。」

 ベッドに腰掛けながらタバコをふかす男は、無情にも終了を告げる。

 恵にしてみれば「もう一回」と言いたいところだが、インターバルを挟まない限り、昨夜同様、射精をさせるのは無理だろう。

 悔しさと落胆と疲労でがっくりとうなだれる恵を見ながら、男はカメラを取り出し指示を出した。

「床に零れたザーメンを舐めて綺麗にしろ。」

 驚きも一瞬。内容を理解した恵はその屈辱的な指示に怒りを覚えはしたが、写真を取ってもらわないわけにはいかず、ゆっくりと顔を床面に近づけていった。

 顔があと数センチで床に着く時点で、恵の動きは止まった。

 しかし、男はその位置での停滞を許さなかった。片足を上げて恵の後頭部を踏みつける。

 「ゴン」という鈍い音と共に恵の額が床に打ち付けられる。

「痛っ!」

 勢いよく踏まれたわけではないので、額が割れたりはしなかったが、予想外の出来事と痛みに、思わず声が出た。

 頭を踏みつけられた事など当然一度も無く、怒りに身が震え出す。

だが、そんな恵の反抗心を知ってか知らずか、男は足を軽く持ち上げると、二度三度と恵の頭を床に向かって打ち付けた。
 その度毎に痛みの声が上がるが、男は全くお構いなしだ。

「ゴンッ」

「ゴンッ」

「ゴンッ」


 6回目に「ごめんなさい!」という言葉が恵の口から発せられ、ようやく踏みつけは止まった。

 恵の反抗心は微塵も残っていなかった。

 男の足を頭に乗せたまま、恵は這いつくばって床のザーメンを舐めだした。鼻水と涙とザーメンの味が舌先に広がる。

「パシャ。」

 待望の音が恵の耳に届いたのは、それから数秒後だった。


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