第五章:卑劣な脅迫、弄ばれる純情-1
大股開きという屈辱からは解放されたものの、久美子の恥辱行為は終わるはずもない。ブルマに続き、半袖の体操着も、ブラジャーもはぎ取られた彼女は純白のパンティ一つで恐怖と怒りに肉体を震わせる。そんな彼女を立たせると、今度は後ろ手に再び縛り上げる男たち。成長しかかった形の良い乳房を隠す手段も奪われ、愛液で濡れたパンティに陰毛が張り付くさまが、堪らなくコケティッシュだ。そんな久美子の姿に獣たちから歓声が上がる。
「へへへ、パンティまでぐっしょり濡らしやがってエロ女め」
べそをかく久美子のおかっぱ頭を鷲づかみながら、西山が舌を下品に伸ばしてその泣きっ面を舐める素振りをする。
「さぁ、今度は俺らのモノを一本ずつ、丁寧にしゃぶってもらいましょうか,久美子ちゃぁん」
「いやッ、いやッ、いやあああぁぁぁ〜〜ッ!!」
半狂乱になって拒絶する久美子。西山は意外な言葉を投げつける。
「厭なら、別にいいんだぜぇ」
だが、値踏みするように久美子を睨みながら、残酷な脅迫をする。
「お前の大事な相田はこのままだと停学どころか退学だぜ…何せ、k工業では‘天皇’とまで言われたこの俺様に歯向かって、尊顔に傷をつけたんだからな」
西山は額の上のやや時間が経過したと思われる、痣を人差し指で撫でながら言った。何よりも大切な、初恋の恋人の名を出された久美子はぴたりと泣き止み、西山を見返した。
「俺のオヤジはかなり顔が利く男でな…PTAも学校も、地元のサツも動かせる その気になりゃあ、相田をネンショに送ることくらい訳ないんだぜ」
「…ひ、卑怯よ! 親の力を使って…怨みのある相手を貶めようなんてッ」
久美子は口惜しさに唇を噛む。
「うるせぇッ! 世の中は力がすべてだ!! 弱い奴ぁ、強い人間の僕になるしか道はねえんだよ 地位も金も、そして女も寝取られる運命にあるんだよッ、相田みてぇにな!!」
口をつぐみながらも敵意をむき出しにした可憐な少女の潔癖な表情に、逆に歪み切った欲望を露わにする西山。
「さぁ、茶番は終わりだ…早い話が大人しく俺たちに可愛がられりゃあ、テメェのカレシを助けてやるっていうありがてぇ条件を出してやってるんだろうが!! 優等生なら、損か得かぐらいの判断はできるだろう どうなんだぁ!?」
「久美子ちゃんの気持ちひとつで、大事なカレシを助けてやれるんだぜぇ」
「高校すら退学になったら、相田の奴、人生終わりだよね」
「可愛い久美子ちゃんにも見放されたら、自殺でもするんじゃねーの?」
西山は恫喝し、舎弟のような仲間たちは口々に恋人の将来を盾に取る。パンティ一丁の半裸で緊縛まで受け、犯されかかった久美子はじわじわと精神的にも追い詰められ、性獣の檻に自分から飛び込むことを強要されているのだ。愛する幼馴染の未来を人質にされた時点で、久美子に抗うという選択肢は残されていなかった。
「わかったわ…あなた達の…を…咥えれば…いいんでしょ」
久美子はまた泣きべそをかきながら、不貞腐れたようにつぶやく。
「テメェ、何か勘違いしてねぇか!? 自分のカレシを助けてもらうんだろう お願いするのが筋じゃねぇかよ!! 口の利き方に気を付けろ」
久美子は縛られた状態を屈め、屈辱に耐えるように俯きながらつぶやく。
「お、お願いします… 雅昭を…助けてください、この通りです…」
哀願する久美子をさらに言葉で苛め抜く西山。
「それで…俺たちにどうやって奉仕してくれるんだよ? 何を咥えるって? 小声で聞こえなかったなぁ?」
潔癖な少女に、なおかつ卑猥な言葉を要求する鬼畜たち。
「あなた方の…ペニスを…咥え…ます…」
屈辱に肩を震わせながら声を押し殺す久美子。
「ガハハハッ 何がペニスだよ、生真面目な顔して保健体育の教科書みてぇな言葉遣うんじゃねえッ!! ‘皆様方のちんぽをしゃぶらせてください’だろう!? ほら言ってみな、ちんぽだよ、ちんぽ!!」
泣きべそをかきながら久美子は、獣たちの軍門に下るしかなかった。
「皆さんの…ち、ち、ち…ちんぽ…を…しゃぶ…しゃぶらせてください…」
哄笑がコンテナに響き渡る。