第四章：乙女は局所を嬲られて-1
泣き叫ぶ声も彼、その気力を失った久美子は左頬を大きく腫らし、がっくりと項垂れている。両手首を胸の前で厳しく縛められると、完全に観念したかのように抵抗を止めてしまった。
「よっしゃ、手は縛ったぜ… あとは、例の方法で可愛がってやろう」
学ラン姿のリーダらしき、男は淫靡な顔つきで久美子を一瞥すると、仲間に命令する様に顎をしゃくる。
「西ヤン、女を責める時はいっつも回りくどいやり方をするからなぁ」
仲間たちは呆れた顔をしながらも、西ヤンと呼んだ男の命に従う。西ヤンこと西山達也こそ、雅昭の恋人である久美子に目をつけ、この拉致監禁劇を考案した首謀者だ。暴走族やヤクザとの付き合いもある、K工業では知られた不良だ。犯された女子も数多く、今宵、久美子もその犠牲者の一人に名を連ねることは確実だった。仲間の一人が久美子の手首を縛ったビニールロープを持って立たせる。久美子は、ああッと喘ぎながら弱々しく立ち上がる。数人がかりで抱え上げられた彼女は、古びた大きな廃机の上に仰向けに寝かされ、手首を頭上にあげられ、その縄尻をコンテナの鉄格子に結び付けられる。
「よし、足も縛れ！！」
西山のリクエストに応えるべく、獣たちは二手に分かれ久美子の左右それぞれの脚の膝関節にビニールロープを巻き付ける。そしてその縄尻を天井に剥き出しになっている錆びた鉄骨に通すと、徐々にそれを手元に手繰り寄せてゆく。ゆっくりと久美子の両ひざ小僧が宙に浮き、結果股が開かれ、ブルマに覆い隠された股間は６人の男たちの衆目に晒されることとなる。
「あッ、あぁ…いやあぁぁ…」
屈辱を押し殺したような久美子の喘ぎが漏れる。
「あふうんッ！ うッ、うぅッ、い、いやぁ〜〜ッ」
憎き男西山のベロの感触をブルマの上に感じた久美子は、切れ長の目尻に涙を浮かべながらその愛らしい貌を左右に振る。西山はその久美子の態度すら愉しむように、久美子の聖なる穴が隠されているであろう部分を口でくわえ込み、その女の体臭を存分に嗅ぎまわり、舌で感触を楽しんでいる。
「むひひひ、たまんねぇなぁ！ 汗の臭いと、ブルマの感触と…処女のマンコの香り…でへへへ」
久美子を弄びながら、時折後ろに控えている仲間を焦らすかのように、捕えた少女の嬲り心地を報告する西山だ。西山が久美子を責めるたびに、その小さな足の裏がビクビクと震えグラウンドの砂で白く変わった足の指が何かを堪える様にぎゅうっと握られる様子を固唾を飲んで見守る男たち。
「いい加減、俺たちにも回してくださいよ」
「せめてブルマくらい脱がしましょう」
口々に自分も可憐な少女の凌辱に参加の意思を示す男たち。
「へへへ、ちゃあんと、オメエたちにも楽しませてやるって！ ただし久美子は相田の女だ 簡単にみんなで犯っちまうだけじゃあ、つまらねぇ… そこでだ･･･」
西山は部下たちをぐるりと見回し言葉をつなぐ。
「俺たちにハメられることに悦びを覚えさせてから、徹底的にメス奴隷になるまで可愛がってやった方が相田も喜ぶと思ってな…」
久美子の大きく開かれた股間、日焼けした太腿を垂涎の的とした獣たちは生唾を飲む。男たちから淫靡なため息が漏れる…。