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〈亡者達の誘う地〜刑事・銭森四姉妹〉
【鬼畜 官能小説】

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〈狂宴・前編〉-19

(もう止めて!!奈和が…奈和が壊れちゃう!!)


噎せるようなアルコール臭が、奈和の周りに満ちた。

尻に酒を掛けられながら叩かれ、その激痛に絶叫している姿は優愛は勿論、景子や春奈も直視出来ない残虐な光景であった。

女性を虐める事だけに人生の大半を費やしてきた鬼畜達に、か弱い少女が敵うはずが無かったのだ。

尻に酒を掛けられる度に、焼け熔けた鉄を掛けられたかのようにジリジリと熱く痛み、叩かれると皮膚が切り裂かれたような激痛が走る……泣き腫れた顔面は目の辺りがいっそう赤く染まり、鼻水と涎と涙は混じりあって床に海を作り出す……この激痛から逃れるには、変態オヤジの望むままに振る舞わなくてはならない……“それだけ”は拒絶したいと切望するも、これ以上の痛みに耐えられるほど、奈和の精神は強く無かった……。


「もう叩かないでぇ!!やめて下さいぃッ!!……うぅ……ヒック…やめて…ヒック……」


死守を誓った掌は、襲い来る暴力に屈した……力強く尻の割れ目に食い込んでいた指は萎れていき、変態オヤジが付け狙っている汚穴を曝け出して敗北を認めたのだ……。


『初めっから素直にしてりゃあよぉ……分かってんのか、この馬鹿犬?』


専務は奈和の心が折れたと確信し、スカートから手を離してサロトの傍にしゃがんだ。
その視線の先には、膝を立てて尻を突き上げ、背中を反らせて床にへばりつく、服従した牝犬の姿があった。


『コラ、牝犬……優愛にケツ向けて尻尾振れ……なんならこの鞭でケツを叩いてやろうか?』

「ひあぁッ!?…や…やめて……ヒック…ヒック……」


奈和が気が付いた時には、専務は黒い棒のような物を持ち、自身の掌にペチペチと当てていた。
それは一本鞭と呼ばれる責め具で、グラス繊維で出来た50p程の細い棒に、硬い革を巻き付けた物だ。
グリップの部分は握りやすいように革が多めに巻かれ、その尖端には性家畜を無駄に傷付けないよう、五角形の板状の革が付いている。

細い紐状の革が無数に下がるのはバラ鞭と呼ばれるが、一本鞭の方がシンプルな形故に叩くと皮膚に食い込み、バラ鞭よりも痛みが強い。

勿論、鞭のそんな知識など持ち得ない奈和であったが、鞭への未知の恐怖と暴力に屈し、専務の言い付けの通りに向きを変え、優愛に尻を向けて左右に揺り動かした。

あの日、船の中で、瑠璃子を虐めるのに架純を脅して利用したが、この脅迫はそれとは違って何も守るものが無く、自身の破滅に向かう救いようが無い振る舞いだ。


「んぎぃ!?」


サロトの太い指が尻肉に触れた瞬間、奈和は詰まったような声をあげて動くのを止めた……振り払いたい淫靡な視線が、肛門に絡み付くのが感じられたからだ……。


「ゆ、許して下さい…ヒック…ゆ…許してッ!?や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」

「がはあッ!!あがが!!あがッあがぁ!!!」


優愛に向いたままの尻……その割れ目の中心にある肛門に、浣腸器のノズルはプツンと射し込まれた……可愛らしく綺麗な女性と思われたいと、互いに思っていた二人……奈和は肛門に浣腸器が刺さる姿など見せたくは無かったし、優愛も絶対に見たくなど無かった……その恋人同士の絶望的な叫びに鬼畜達は酔いしれ、もっと二人の関係を破壊してやろうと欲望は膨張していく……。






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