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巫女の舞
【少年/少女 恋愛小説】

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巫女の舞-2

「部活終わってそのままきたの?僕は一回家に帰ったけど、めんどくさいからジャージのままさ。」

私は、ハッとした。大好きな陸君と一緒ならちゃんと可愛い服に着替えて、シャワーくらいあびてこなきゃ。田舎の中学では、部活が終わると、ださい学校指定の青ジャージ姿でそのまま帰宅、めんどうだと家でもジャージ、みたいな習慣があるのです。もう自転車に乗り帰宅途中のジャージ姿にヘルメットなんてださださです。

陸君が、自転車から降りヘルメットを外すと、あのさらさらふさふさの髪が出てきた。私はそれをみただけでまたドキドキした。
田舎の男子は丸刈りやスポーツがりばかりで個性がなく、陸くんのふさふささらさらヘアを毎日学校で、遠目からみるだけでもドキドキしてた。

「私、今度の村社の祭で巫女として舞を奉納するから練習に来てるの、陸くんは?」

「なんかさ、巫女さんを清める儀式に必要だから来てほしいとこの前、言われたのよ」

「そうなんだ、神主さんや、琴音さん(巫女の舞を指導するお姉さん)昨日は、そんな話ししてなかったよ~。」


私たちは、二人ジャージ姿で社務所に入りました。



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