覗かれた自慰-1
今夜あの義兵が言っていた、寒い夜は猪鍋つついて酒を呑んで後はカカアのあい子と交わる話を思い出した。
やはりこんな夜は火照る身体をお互いが愛しみあうのが自然なのだと思った。
しかし今は夫がいない未亡人、だから美奈子はそんな切ない思いを自分で慰めるしかなかった。
細い指を寝間着の襟元から忍ばせ、豊満な乳房に群がった男たちを思い浮かべながら乳首を指でころがした。
いつになく硬く突起した乳首は敏感に反応し快感が美奈子を妖艶な未亡人に仕立て上げる
(感じるわ特に今夜は)
さらに強く乳首を指でひねりながら両手でも余る豊かな胸を揉み始めるのだった。
快感がズキンズキンと脳裏に伝わるのを感るとあの男のいやらしいタコ唇と舌が浮かんだ。
(イヤ・・あなただけには吸われたくないわ・・ダメいやよ・・・でも乳首が)
美奈子は妄想の中で昭雄に肉体を委ねているのだ、昭雄の乳房を貪る唇、ねっとりした舌使い イヤなんだけど肉体がそれを許しているのだ。
「ぁぁ・・・イヤ、だめ・・」
昭雄の舌が乳首から脇、そして下腹部へと這い回る、さらに臍のまわりに這いながら次第に肉付きのいい尻へと円を描きながら這ってくる。
かと思えば歯を立て尻に噛み付いてくる、その尻に立てた歯の跡を嘗め回す。
最後には両腿を割って顔をねじ入れて舌を延ばしてくすぐるのだ。
(やめて・・・そこは夫にしか許さないの)
美奈子の指が下着の縁に掛かっり引き下ろされ、やがて下着で窮屈そうにしていた真っ白な巨尻が剥き出すのである。
(そんないやらしい目でお尻を見ないで・・・いや〜ん)
妄想の中で男に犯されるシーンを演じながら自慰に耽っているのだ。
そんな頃、隣の義兵は夢にうなされていた。
夢の中で義兵は漁師になり暫らくぶりに海から帰ってみると妻が素裸で寝ている、そこに水槽から這い出た大タコが妻の上に這い上がりタコの口で接吻をして妻の口を塞いでいる。
8本の足は巧みに身体に絡みつき足の一本は乳房に巻き付き一本は蜜壷に足を入れ込んでいるではないか・・凄い光景である。
「あい子、お前なにしてる」と義兵は怒鳴るが妻はソッポを向いて喘いでいる
「あなた私をほっておくから大タコに慰めてもらっているの、いけない?」
バカヤロウと怒鳴ってハッと目を覚ました。
「夢か・・・」義兵は安堵のため息をついた。
「ぁぁ〜 」
おや・・・・
隣の部屋から微かな喘ぎが耳に入った、義兵は耳を傍立てた。
ぁぁ〜・・・
間違いなく隣の部屋で休む美奈子の喘ぎである
(美奈子のやつ、猪鍋で火照りだしたな)
義兵はそーと布団を抜け出すと部屋を出て廊下を隔てる障子の前でしゃがんだ。
「ど〜れ、覗いてみるか」
唾で濡らした人指しで障子に穴を開けた。
ズボツ
開けた穴から中を覗くと丁度、行燈が手前にあり部屋の中を僅かであるが照らしている。
美奈子が丁度下着を下ろして布団を跳ね除けたところである。
見事な肉尻が義兵の眼を捉えた。
(ヤリよるわい・・・ほほ〜う悩ましい腰使いじゃ)
肉付きのよい巨尻に後ろから手を廻し中指を谷間から奥の脾肉に潜らせて腰を使って刺激を求めている様子である
。
「ぁぁ〜・・・いけません、そんな太いもの」
自慰に耽る美奈子はまったく義兵には気がついていない。
(堪らんわい、こんな光景を見せられたらオマ○コの相手をするしかなかあるまい)
褌の脇に突き出した肉棒の先は濡らして出番を急かせる。
(美奈子許せ、お前のその悩ましい肉尻が悪いんだぞ)
義兵の手が障子の戸って掛かった。
スー
障子の戸が静かに開いた、義兵の目が鋭く光った。
黒い影が一歩ずつ這い迫る、舅の気配をまだ感じていない美奈子は太股を大きく割ると
さらに指を奥深く沈めた。
影がすぐそこまで迫っていた。