第33章 さあ、ひたぎを裏切りなさい!-2
「ああ、僕は最低なのか・・・」
「最低と言うよりもはや獣でしかないわね。でも、そんなあなたを私は見捨てたりしない。私があなたを変えてあげる。ただの獣を立派な紳士にして見せるわ・・・限界に近いあなたを、これから刺激する。それに耐えるのよ。性欲に溺れれば、三蜂ひたぎを失うと思いなさい。シャワー室を出るまで性欲を抑えることができたら。ご褒美が待っているの。あなたの大好きな三蜂ひたぎのアナルでするのよ。良いわね。」
「ああ、耐えてみせる」
「じゃあ。想像なさい。私と違ったタイプの理想的な女性とシャワーを浴びていると」
「そ、そんな!」
「ほら、直ぐに思い浮かぶでしょう?あなたの理想の女性、分かっているのよ!」
昴の頭にある女性の姿が浮かぶ。壁に手をついた昴の後ろから手を回し、ひたぎが昴の勃起をゆるゆるとしごく、そして亀頭の真上でシャワーをゆらゆらと揺らして亀頭を刺激する。
「昴さん。ほら、気持ちいいでしょう?出したくて堪らないのよね?」
ひたぎが愛子の声色で昴に囁く。
「や、やめてくれ!」
「ひたぎさんには内緒にしておいてあげる。だから気持ちよくなって良いのよ」
昴の勃起が急激に震えだす。
「い、いやだ!僕はひたぎ一筋だ!」
「あら、言っていることと体は違うわよ。こんなに震えて、体は欲しがっているわ。あなたは、ひたぎさんだけじゃ満足できないのよ。」
「違う。僕はひたぎを愛してる。惑わされることがあっても、僕はひたぎを裏切らない!」
「気持ちと体は関係ないわ。ほうら、こんなふうにして欲しかったのでしょう?愛情と性欲は別よ。若いんですもの我慢できないわよね?溜まった時にいつもひたぎさんが傍にいるとは限らないわ。ほら、私が処理してあげる。ほうら、ほうら、こんなに気持ちいい。本当のことを言えば良いのよ。いやらしいことが大好きなのよね?女性の体も千差万別よ。世間は広いんですもの色んな人としたくてあたりまえよ。さあ、私がしてあげる。あなたの気持ちいい顔を私に見せて。」
「うをおおおお!僕は、僕は、ひたぎを裏切らない!」
ひたぎが昴の亀頭を掴み、尿道の入り口を押し広げる。そして、シャワーの中心の水筋を尿道に真っ直ぐに差し入れる。シャワーが尿道に勢いよく流れ込む。
「あがあああああ!ひたぎ無理だ!許して!」
「出せば良いのよ。気持ちよくなればいいの。女性は一人じゃない。さあ、ひたぎを裏切りなさい!」
「あがあ!がぁああああ・・・ぼくは・・・ひたぎを・・・あいしてる・・・」
昴の体を激しい痙攣が走り抜け、腰を抜かしたようにがっくりと膝を折った。それでも昴は精を放たなかった。震え続ける昴をひたぎが抱きしめる。
「ああ、あなた・・・最後まで出さなかったのね?嬉しいわ・・・優しいあなたは、これから何度も水蜜桃のような美女達と私の間で苦しむわ。でも、今日のことを忘れないで。あなたは耐えられる。そして、耐えた先には三蜂ひたぎがあなたの帰りを待ちわびている。あなたの性欲を満たすため、体に磨きを掛けて待っているのよ。いいわね?」
「ああ、ひたぎ・・・愛している・・・」