凌辱の日々-10
「え……何? 何なの……?」
彼女の口からは既に開口器は取り外され、代わりに男の長い舌が押し込まれ、口腔内を這いずり回っている。
男のグローブのような両手が、彼女の未発達な両乳房を鷲掴みして、彼女を持ち上げている。
バチュン、バチュン、バチュン、バチュン…… 激しいストロークが、真奈美を真っ直ぐ上下に穿つように貫いている。
その巨大な怒棒は、はらわたを掻き混ぜるように彼女の体内で踊り狂っている様が、腹部の動きから容易に想像することが出来た。
(ああ、子宮が突かれてる……突き上げられて、キュッて、子宮が悲鳴を上げてる……なんて……なんて気持ちいいのぉ……)
ハードなトレーニングで酷使され、疲労しきってすっかり動かなくなった真奈美の体は、男に良いように弄ばれながらも、すっかりピンク色に上気し、大きな玉の汗で全身をびっしょり濡らしている。
すっかり女の喜びに目覚めた彼女の体は、大男の愛撫を受け入れ、止めどない快感に浸り、溺れていた。
(はああ…… なんだか体が変……熱い……熱いの……)
「ふふ、ようやく火がついたようだな。さあ、それじゃあ四十八手を色々試して楽しもうじゃないか!」
真奈美は今にも理性が吹っ飛びそうな快楽の大波に何度も晒され、羞恥心などあっさり蒸発してしまった。
足下まで迫り来る更なる快楽の予感に、心では恐れ嫌っているにもかかわらず、胸の鼓動は高鳴り、思わずブルンと身震いしてしまう。
(ああっ、ダメっ! 狂っちゃう…… この人が……この人があたしをっ……狂わせるうッ!)
「おらっ、これが駅弁ファックだ! しっかり俺の首に手を回してしがみつけ! この姿勢のまま園内をぐるりと回るぞ」
男は真奈美を前に抱いたまま、櫓立ちの姿勢で腰を振りつつ園内の遊歩道をのしのし歩き回り始めた。
「ああーっ、これっ、すごっ、すごいのっ!」
公園は夜の11時で閉園となり、入り口の門が閉められる。 しかし、車は通行できなくなっても、退園を強制されるわけではない。
夜中でも、誰かいるかもしれないし、誰かに見られているかもしれない。
真奈美は、そう思うと再び羞恥が再燃したが、そう思うことで逆に興奮してしまう自分が情けなく思えてくる。
二人は公園の時計台まで来ると、男は真奈美を下ろして片脚を立たせた。
「ほら、片脚が着いたら、反対の脚は上へ上げろ」
男は真奈美をバレリーナのように股を割って片脚を高々と天に向けさせると、そのまま脚ごと抱き締め、再びファックを始めた。
「ああーっ、もっと突いてっ、もっとえぐってぇ〜」
その後、男は、立ちバック、松葉崩し、ツバメ返し、そして仏壇返しへと体位を切り替え、公園のあちこちで執拗に真奈美を責め続けた。
その間、真奈美は激しくあえぎ、よがりながら何度か絶頂を迎えた。
「おっと、いつの間にか公園の端っこに来ちまったなあ」
背の高い草の茂みに囲まれ、周囲の様子が良く分からないが、すぐ傍に道路があるのか、ゴウと頻繁に車が右へ左へと通り過ぎていく音が聞える。
音や振動、そしてヘッドライトが草むらの切れ間からチカチカと点滅するように通りすがるのが見える。
男は、何度か絶頂を迎えて意識が飛んでしまっている真奈美の体を起こすと、ガードレールに座り込み、抱き地蔵の体位で突き上げるように激しくファックを始めた。
「ううん…… んっ」
体をガクガク揺さぶられ、ようやく意識を取り戻した真奈美は、自分が公園の敷地と国道の境界を区切るガードレールの上に腰掛けた大男の膝の上に居て、時折通過する車のヘッドライトに照らし出されていることに気が付いた。
「ははっ、ようやく起きたか。 それじゃ、おらっ足を上げろ」
男は真奈美とつながったまま、彼女の両脚を跳ね上げると、そのまま180度ぐるりと捻って背中を向けさせた。
ちょうど真奈美は大男の上に背中から腰を下ろした格好になった。
「ああ〜ッ、中がっ、中がよじれちゃうう〜っ」
悲鳴に近い高く擦れた声を吹き溢す真奈美に、男は気をよくしたのか、結合部がよく見えるように彼女を大股開きにすると、ますます激しく大きなストロークでピストン運動を始めた。
「ぎゃああっ、イク、イク、イク、イクイクイクイクゥ〜ッ」
あっという間に絶頂を迎えた真奈美は、背筋がピンと張り詰め、両脚がわなわなと震え、腰をガクガクと振りながら、思い切り気をやって果てた。
その反動で男は真奈美と結合したままの態勢でバランスを崩し、ガードレールから下りると、よろめきながら草の茂みから道路へと踏み出してしまった。
「あーあ、嬢ちゃん。 あんまりよがるから、道端へ出ちまったじゃねえか。 ほら、車の連中、みんなこっち見ながら走ってるぜ……ハハ、よそ見してると事故っても知らねえぞ!」
そう言うと、男は体位を立ちバックに切り替え、彼らの面前でこれ見よがしに激しいファックを始めた。