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LOVE AFFAIR
【アイドル/芸能人 官能小説】

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7.罪より先に与えられる罰は無い-1

7.罪より先に与えられる罰は無い



 悠花の体はしなやかにエアマットの上に跳ねてくの字の形に倒れこんだ。両手を拘束されて全く受け身がとれなかったが、マットに助けられて全く痛みはなかった。
 視界を妨げていた乱れた髪を後ろへ交わしてから、粗暴の主に視線を戻し、
「なにすんのよっ! ……、……、あっ……!」
 非難しようとした矢先、両腕から伸びるトラロープを引っ張られていた。
 手枷から伸びているトラロープは、エアマットの上方で隠してあった金属製の輪器を通されていた。この輪器は畳を貫通しており、裏側からボルトで固定されていた。これは村本が畳にドリルで穴を穿って自作したものだった。畳をはめ込むと床に金属製の輪のみが飛び出している形になる。外すには、エアマットを退け、畳を引き剥がして裏側から取り外さなければならない。つまりマットに乗っている悠花には絶対取り外し不可能なものだった。
 トラロープが引っ張られると、嫌でも両手は上に引き上げられるので、悠花は何とか両膝を付いて上体を起こして引かれる方向に身体を寄せるようにエアマット上に崩れた正座をすることで、引っ張られる痛みを避けるしかなかった。
「外してよっ。何なの、コレッ」
 両手を引いても、しっかりと輪に括りつけられていて、到底解けるものではない。まるで囚人のように移動の自由を奪われて繋がれてしまった。
「くくっ……。言ったじゃないか?」
「なによ?」
「……目をそらしたり、動いたりしたら罰を与えるってね? 悠花ちゃん、俺がザーメンぶちまけてるとき、目、逸らしてたでしょぉ? ぶちまけながらも俺、ちゃぁんと見てたよぉ? それに、さっきスカートの中に顔入れてあげようと思ったら両手で押さえつけるし。ちっとも条件守ってないじゃん? だからオイタができないようにしただけさ」
「だってっ……、それはあんたが……」
 だが、確かに男は罰は何のことか一言も言っていなかった。罰は写真の公開と思い込んでいたのは悠花の方だった。
「俺が、何だってぇ? ふふっ……、俺は、『悠花ちゃんのパンティが欲しい』って言っただけだよぉ?」
「だからっ、コレを外してくれたらあげる、って言ってるじゃない」
「別に、外さなくったってぇ……、もらうことはできるんだけどねぇ?」
 と、男は悠花に向かって空中に両手のひらを広げ、それぞれの指を動かしてみせる。空中に悠花の下半身を想像し、その薄布を握りたい放題、その気になれば好きなように引き下ろすことができる、そんなことを伝えるジェスチャーだった。
「……だ、だからって、こんなことする必要ないし」
 その仕草に、表面は口答えしながらも内心は戦慄を覚えた。悠花は更に身を遠ざけるように床に繋がれた手首の方へ無意識に身体を寄せた。
「別にパンティをもらうために縛っちゃったわけじゃないけどね。……これは罰だって言ってるじゃん? 俺から目を逸したり、動いちゃいけないのに動いたりした、ね。俺の好きなように、自由にさせてくれるはずなのにさぁ、ぜんぜん歯向かってくるんだもん。写真を取り返したいって言ってるくせに」
「ふ、普通に……」最終的には写真という弱みがあるから、何を口答えしたって、それを持ちだされると強硬には反抗できない。「……すればいいじゃない」
「あはっ……!」
 村本はエアマットの上で、さっき悠花の下腹部にしがみついたときのように、立て膝の正座をしていた。悠花の言葉に、あれだけ凄絶な射精を繰り返しているのに、まだその異形の男茎は硬度と角度を保ったまま、股間でビクビクと蠢いていた。
「な、何を、するのかなぁ、悠花ちゃん? ……くくっ、せっかく、エ、エ、エ……」急に吃りながら、その先端から、トロトロと透明な汁が新たに噴き出してきて、幹を伝って己の濃い体毛へ滲ませている。「エッチ、するんでしょ? 俺と……。どうせするならさ、気持よくなって欲しいじゃん?」


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