Taste-14
ーーーヌュボッ・・・・
カールの呻きとともに、
セリスの口の中にカールの肉棒がすっぽりと包み込まれた。
喉の奥にまで届きそうな長さと独特の反り返った形状。
セリスは肉棒の根本に両手を添えてゆっくりと頭を上下させつつ、
角度を変えながら丹念に舌を絡めていく。
過去に身体を重ねた男達にも行った無意識の行為に、セリスの口の中の肉は惷動する。
セリスは自分の尻が持ち上げられ、両側に広げられていくのを感じた。
彼女の金色の茂みの奥はワインの効果とカールの指の愛撫によって、これまでにないくらい熱を帯び 蜜が滲み続ける。
ーーーピチャッ・・・ピチャッ
「んんんっっ!!!」
自らの薔薇の中に舌が差し入れられ、セリスはくぐもった声を上げてしまう。
だがカールの舌は彼女の熱を帯びた襞を丹念になぞるだけでなく、溢れる蜜をも音をたてて吸い上げた。
「こんなに熱くて甘いなんて・・・あのワインがしっかり染み込んでいるみたいだ」
「んはっ・・・・もうたまらないわ。あなたのを欲しい・・・・」
「私もセリス様を最後まで食べ尽くしたい・・・」
既に室内には2人の熱気と蜜と汗の香りが充満している。
セリスはゆっくりと上体を起こし、右手でカールの肉棒を包み込みながら、その先端を自らの金色の繁みに触れあうように誘導する。
カールは抗うことなく、 俯き加減のセリスの所作をじっと見つめていた。
カールにとって自分の肉棒に触れるセリスの掌の感触が妙に心地よかった。