Taste-13
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「あああっ！！！」
自分の中にカールの指が再び沈み込むようにして入ってきた時、
セリスは思わず分厚い男の胸板から跳ね上がるように顔を上げ 声を上げていた。
背中を弓なりに剃らせて 胸元を震わせつつ、
天井に向けて途切れ途切れのあえぎ声を発するセリス。
しかし4つんばいのセリスの下にいるカールの指はセリスの本能を知っているかのように 指を抜こうとはしない。
料理を生み出す本の指が、締め付けてくる温かい襞を掻き分けていく。
指の根本まで沈んだところで抜き差しの動きを絶え間なく続けるカールに、
セリスの身体は口とは正反対に寧ろ指に尻を押し付けるように下半身を揺らせる。
そして仰向けのままセリスの乳房が眼前にあるカールの唇に吸い付かれる。
「あっ、あんっ！！」
「セリス様の身体は最高級だ。こんなに締まって、こんなに敏感なんて・・・」
両手が塞がっていても、
鼻先に垂れる乳房に愛撫を与えるのはカールとって容易だった。
固くなった乳首がカールの口の中で唾液と共に舌に絡められ、
前歯が軽い甘噛みをするたびに小さな電流が乳首から乳房そして全身へと伝わっていく。
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ーーー再び2人の身体は、その位置を変える。
互いの眼前にそれぞれ相手の下腹部があるという格好となった。
そして、
「うっ・・・！！」