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Queen Celes
【二次創作 官能小説】

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Taste-12

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―――雲が流れていく度にその都度月の姿は隠れたり露になったりの繰り返しだった。



それでも室内の床に散らばる男女の衣類と下着の色や形も容易に浮かび上がらせていた。



もっとも微かな部屋の灯りの影の部分までには外の光は届いておらず、そこに横たわっているセリスとカールの姿も判然としない。


そんな2人の影が動き、

ブラジャーと同じ生地と紋様を施されたショーツと
そのショーツに包まれた尻が突き出されるように月の光の足元で姿を表した。

「夢のようだ・・・こうしてセリス様を味わうことができるなんて」



そんなカールの呟きと共に白い尻に添えるようにして下から再び分厚く大きな両掌が伸びてきた。


そしてショーツの縁に指をかけると、
左右から同時にズルズルと引き下ろされていく。


まるで巻き上げられていく幕のようにして細くなっていくショーツ。

太もも付近にきた時、
その腰や左右の足が交互に動いていつしか手品のようにくしゃくしゃに纏められたよもぎ色のゴム。

しわくちゃになったまま部屋の隅へと投げ捨てられていた。





背中を弓なりに反らせる形で白い尻が、天井へと突き出されていく。


再び分厚い両掌が左右からその尻を掴んでいた。

10本の指が両側から引っ張るようにして白い尻、

その割れ目に潜んでいた淡い茂みを明るい場所へと晒しだす。


腰がくねるように左右に動き、
恥ずかしさを伴った強い吐息と哀願の言葉が途切れ途切れに聞こえてくる。



それに対する返答。

一瞬右掌が尻の表面から消え、
次の瞬間には両足の付け根つまり広げられた尻の割れ目に下から右手が突き出た格好になった。


伸ばされた3本の指。

横に突き出された親指と真上に延びる人差し指と中指。

細いとは言えない3本の指が、
尻の割れ目にある灰色の茂みの上を円を描くように優しい手つきでゆっくりと動いていく。


ブルルッと震える白い尻と小刻みなテンポであふれだす囁くような喘ぎの連続。

やがて3本の指がゆっくりと茂みの中、

そしてその奥へ奥へとスブズブと沈み込んでいった。





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