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Queen Celes
【二次創作 官能小説】

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Taste-11

「・・・・・・」


「・・・・ぁぁぁ」


そして背後から彼の両方の掌がセリスの腰から尻、腹へと静かに上へ上へと上がっていく。


行き着いた先に待つ2つの豊かな白い乳房。

それは森やカモシカ、野鳥の細かな装飾で象られたよもぎ色のブラジャーで覆われている。


下から上がってきた2つの掌は、
下から掬い上げるようにして乳房を掌一杯で包み込みそのままゆっくりゆっくりと指を沈み込ませるようにして揉み始めた。

柔らかい肉感。

ブラジャーの下では、乳房の先端がそのまま立ち上がろうとムクムクと起き上がり始める。


たまらなくなって思わずセリスが顎を反らせると、
突き出された喉元に押し当てられるカールの唇の感触。


やがてブラジャーの縁に指がかかり、
そのまま下へと剥がされる。


音をたててもろびでた乳房の先端は、
セリス自身が赤面するほどに固く屹立し自己主張をはじめていた。







―――カチリ・・・・



まるで手品のようにブラジャーの留め金が外れた。

互いの両手は下に垂れるか乳房を握るかの状態で、
何故外れたのか分からない。


だがブラジャーはパサリと音をたてて足元に落ちる。



「こんなに緊張するのは、初めてかも・・・」


「私も、こんなのって・・・・恥ずかしいわ」






ちょうど月を覆っていた雲が流れ、
青白い光が空からカーテンの開け放たれた部屋の中にさしこんでくる。

突然全身がはっきりと照らし出されたことが恥ずかしく、思わず身体を捻って身もだえした時、

後ろから回された手がより強い力で掌の中の乳房を握りしめた。



発せられた溜め息のようなセリスの喘ぎ声が、
夜気の中に吐き出されて消えた。




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