第3話 Aロサミア・アビゲイル-5
「おはッ…ああ…ッ…かはッ…はぁはぁ…」
単眼巨人の射精が終わっても、ロサミアは身体をビクビクと痙攣させながら快楽の余韻に浸っていた。
射精が終わったサイクロプスは身体を痙攣させるロサミアの腕に手を伸ばした。巨人がロサミアの両腕を掴むと、絶頂の余韻に浸るロサミアの両腕が捻られていく。
「えッ!?あがああああッ!?あッ!くがはああ!!」
痛みにロサミアが吠えた。暴れるロサミアの肉体を陰茎で串刺しにしたまま、人間の細腕を捻じ切ろうと力を込める。
「あぐぅッ!?ぎゃああああああッ!!!」
ブチッと音がして、ロサミアの両腕が肘から捻じ切れ、血が噴き出した。サイクロプスは千切った腕を飲み込むと、バリバリと音を立てながら食らった。
ロサミアは自分の腕が食われる音を聞いていた。ロサミアは死を覚悟した。すると痛みは次第に消え、意識も遠のいていった…。
サイクロプスは両腕を食い終わると、ロサミアの首を掴み、回廊の壁に叩きつけた。
ロサミアの身体が回廊の壁にぶち当たり、めり込む。そして、そのまま壁から剥がれて床に倒れそうになるロサミアの頭をサイクロプスが掴んだ。
単眼巨人は巨大な手でロサミアの頭を掴んだまま、ロサミアを持ち上げる。
「ぐあ…あああ…」
ギシギシと頭蓋骨が軋む音が聞こえる…。
「がはッ…!!!」
サイクロプスはロサミアの胸に拳を打ち込んだ。痛烈な一撃を胸に受けたロサミアは口から大量の血を吐き出した。
ギチッ…ギチッ…ギチッ…ギチッ…ギチッ…ギチッ…
ロサミアは自分の頭蓋骨が砕かれる音を聞いていた。もはや抵抗する力は残されていない。
パンッ!と乾いた音がしてロサミアの身体が回廊の床に落ちた。サイクロプスは床に落ちたロサミアの肉体を拾い上げると、食事を始める。
バリバリと骨が砕ける音とグチャグチャと肉を咀嚼する音がしばらく続く。そして、その音が消えると、ロサミアの肉体は跡形もなく消え去った。