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あたしは縛る
【調教 官能小説】

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あたしは縛る-1

 あたし、やってみたかったの。
 お父さんのお部屋でパソコンを使ったとき。
 そして、ネットでアレを見ちゃったの。
 そこに映ってたのは綺麗な大人の女の人。
 外国の金髪のオッパイの大きな綺麗な人。
 自分で自分を縛って横になってる。
 ロープを使ったり、ベルトを使ったり、手錠を使ったり、
 もちろん、ロープを着るはさみや、手錠の鍵は簡単には手の届かない所においておくの。あるいは氷で固めてすぐには仕えなくしちゃったり――
 それを始めて見たのは6歳の時。
 学校から帰ってきてパパのパソコンをつけたら見つけちゃったの。
 あたし、びっくりしてずーっと見てたらいつの間にかパパが帰ってきたのが分かった。
 あたし、これは見つかっちゃいけないものだってすぐに気付いたの。
 心臓がスゴいドキドキしてる。急いでパソコンを消してパパのお部屋から逃げた。
 結局、パパにもママにもバレなかったけどその日は風邪でも引いたみたいに体が熱くなっていつまでも寝れなかった。
 それからはパパやママがお出かけしてお留守番しているときに時々こっそり見るようになった。
 ママのお言いつけで7歳の時に英語塾に通うようになってから、それが『セルフボンデージ』って言うのを覚えたの。
 それからあたしは体をきつく縛るのがいつの間にか大好きになった。
 おうちの救急箱から包帯を持ち出して、ワザと怪我をしたみたいに手足をぐるぐる縛ったり、パパやママのベルトを持ち出して脚や手を動かないようにしてみたり、いろんな事をした。
 でもそれじゃすぐにパパやママにばれちゃう。
 一度、ママのベルトを持ち出して太ももを縛ってたとき、ママがあたしに大声でベルトを持ち出さなかったか聞いてる声が聞こえたの。
 ばれたら怒られちゃう。そう思ったあたしはお風呂場にそのベルトをそっと捨てておいた。ママは自分がそこに起きっぱなしにしていたと思ってあたしを怒らなかった。
 こっそり使ったらすぐばれちゃう。そう気付いたあたしはそれから自分のお小遣いで『縛る道具』を買うことにしたの。
 でも、縛る道具は高かったからもっとお小遣いをもらえるようにお勉強もいっぱいしたし、おうちのお手伝いもいっぱいしたわ。だからパパやママはあたしの言うとおりにお小遣いをたくさんくれるようになったの。
 あたしは覚えたの。やりたいことをやりたいようにやるためにはとってもうまく嘘をつかないといけないって。だからパパやママの前ではとってもいい子にしてたし、よその子よりも偉い子だね立派だねって言われるようにしてたわ。
 うふふ。大人って子供が言うとおりにしていると何も怒らないんだもん。
 それからあたしは包帯やロープやベルトやおもちゃの手錠。それからパパと行ったホームセンターで見つけたけど『結束ベルト』っていうの? 引っ張るだけで簡単に縛れて、金具を外すとベルトがすぐに弛む、そんなものを見つけてこっそり買っておいたの。
 あたしは自分を縛ることにますます夢中になったわ。
 下着の上から胸を縛ったり、体をベルトやロープでぐるぐる巻きにしたり、パパやママが居ないときにはすぐにはずせるように脚と胴だけ縛ってゴロンと横になってたり。
 あたしが見ていたセルフボンデージのホームページには必ず外せるようにしないと大変危ないって書いてあったからどうしても両手を縛るところまではやる気にはなれなかった。
 やってみたい。でも怖い。外せなくなったら、それをパパやママに見つかったら、あたしは自分を縛ることをできなくなっちゃうだろう。
 でもあたしは自分を縛ることをやめたくはなかったわ。
 縛りたい、縛りたい、縛りたい、
 お手々も、あんよも、胸も、お股も、お口も――
 芋虫のようにぐるぐる巻きにされてそこらに転がされちゃうの。
 あたしは小さいときから物思いに耽るのが好きだったけど、いつの間にかあたしは自分がぐるぐる巻きにされている姿しか思えなくなっていたの。
 そして、あたしは学校に行く時もランドセルや鞄の中にロープや手錠を入れておくようになった。あたしはもう頭の中は自分を縛ることしかなくなっていた。
 ベルトを見ると、ロープを見ると、手錠を見ると、あたしの体は熱くなる。
 そして、そして――おパンツはびしょびしょになるの。
 はじめはおしっこをお漏らししたのかと思ったわ。
 でも、それがおしっこじゃないって分かったのは学校で性教育って物を女の子だけにしてもらった時だった。女の子の体にだけ起こる生理――、そして、大人の体になるためのいろんな変化。
 10歳の時にあたしは生理が始まった。それと同時にオッパイも大きくなった。
 シャツの下着の上から胸をロープで縛ったら、ワンピースを着ていてもお胸が他の子よりぽこんって出るようになったの。他の子より違うあたしは胸を縛ると目立つようになっちゃったの。
 でも、それを見たママはこう言ったわ。
「そろそろあなたもブラジャーが必要ね」って。
 ブラジャー――、あたしはそれがずっと欲しかった。だってアレも体を縛る物でしょ? ママのブラをこっそり持ち出して使ったこともあったけど、ママのは大きすぎてだめだったわ。だからママがブラを買ってくれるって言ってくれたときはとてもとても嬉しかった。
 ママと一緒にランジェリーショップに行って、店員さんにジュニアブラってのを選んでもらってその場で付け方を教えてもらった。
 ちょっと苦しい感じ。でも、オッパイがしっかりと動かなくなる感じ。あたしは自分でブラの付け方を勉強した。そして、そのランジェリーショップにも時々通うようになった。自分のお小遣いでブラを買うようになった。
 あれはとてもたのしかったなぁ。
 でもね、でもね――。
 店員さんがあたしにオッパイの大きく見えるブラの付け方を教えてくれてる時だった。
 茶髪でロングヘア。お化粧も綺麗なお姉さんだった。


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