あたしは縛る-3
あたしのオマンコは長い縛りの生活で服を脱ぐだけで濡れるようになってたからバイブがあたしのオマンコに入るのは難しくなかったわ。ちょっとだけ痛くてお腹の奥へとぐぅっと広げられる感じ。まるで体の内側から縛られるような苦しい感じ。
「あたし――これ好きかも」
そうつぶやくあたしにお姉さんは微笑みながら自分のオマンコにもレズバイブを入れていく。あたしとお姉さん。互いにオマンコを向け合いながら、バイブでつながる。そして、あたしがお姉さんのからだに抱きつくようにして、互いにあぐらをかくの。
そして、あたしたちは二人でつながり合う前に用意していた縛りの道具を自分たちの周りにまき散らして、深く深く、なによりも深くつながるように互いを縛り合っていったの。
あたしは抱きついたまま足首や膝や太股を縛り、
お姉さんはあたしが逃げられないように、自分の足首や膝や太股を縛る。
互いの腰と腰をくっつき合ったようにしてがっちりとベルトで縛り、胸は一度それぞれのオッパイのあたりで縛りながら、二人の体が二度と離れないようにして縛ったわ。
「好き、お姉さん大好き」
「あたしもよ。あなたのこと大好きよ。これからもずっと一緒よ」
「うん、一緒。ずっといっしょだよ」
あたしがそう言えば、お姉さんはあたしたちのオマンコを繋ぎ合うレズバイブに手を伸ばしてスイッチを入れる。電池仕掛けのレズバイブは心地よい振動をあたしたちのお腹の中へと送り込んでくる。
「あ、あぁぁぁっん」
思わず声が漏れる。漏れてもいい。だってあたし自分を縛りたくなるような変態だもの。お姉さんも唇の端から涎を垂らしながらトロンとした目をするの。そして、荒い吐息をもらしつつ、あたしたちの周りに散らばった縛りの道具の中から特別なものを取り出したの。
「じゃぁ、これをつけましょ。あなたと一緒になるために用意しておいたの」
それは首輪。革製の真っ赤な首輪。二つの首輪を金色の素敵なチェーンで繋いだ首輪。
「これをあたしに？」
「えぇ、あたしがあなたに填めてあげる。だから――」
「うん、あたしがお姉ちゃんに填めてあげるね」
あたしたちはまるで結婚式の指輪交換のようにお互いの細い首に首輪を填めてあげたわ。もう逃げられない。もう離れられない。あたしたちは縛り合ったのよ。
そして、あたしたちはキスをする。１０歳近く歳の離れた女の子同士で。
お互いの唇と唇、舌と舌、唾液と唾液を絡め合い、果てしなく体温を上げていく。そして、いよいよクライマックス。
お互いの手首の下の辺りに手錠を置き、肘の近くを結束ベルトで縛る。
あたしの手には銀色の手錠。
お姉さんの手首にも銀色の手錠。
「最後に聞くよ？ ほんとにいいのね？」
「うん、お姉さんと一緒になるのずっとずっとつながってるの」
あたしはそうつぶやいて自分の手首に手錠を填める。
「わかったわ。あたしも死ぬまであなたと一緒になるからね」
そう言ってお姉さんも自分の手首に手錠を填める。
これでもう逃げられない。離れない。
「ほんと？ 嬉しい」
あぁ、お姉さんのおっきなオッパイから心臓がどくんどくんって鳴ってる音が聞こえる。
あたしの心臓の音も聞こえてるかな？
あたしは思わず腰をくねらせる。するとお姉さんのオマンコもあたしのオマンコと同じでズルスルのグチャグチャ。
あたしたちは壊れたみたいに縛り合った腰を動かしてレズバイブの振動をお互いのオマンコに感じ合っていた。
悲鳴と嬌声、全身がびっしょりと汗をかき、お姉さんと一緒にいるこの部屋は果てしなく熱く感じていた。
そして、お姉さんのお家のドアが開く。誰か、男の人の足音が聞こえてくる。
誰？ 誰なの？ あたしとお姉さんを離すの？
でもお姉さんは安心したような、諦めたような声でこう言ったわ。
「あ、ご主人様――」
あたしも顔を動かしてその人を見ればそこに居たのはあたしのパパ。
あたしがセルフボンデージを覚えるきっかけになったパパ。
「パパ？」
あたしが驚いた顔をすればお姉さんはあたしの言葉を否定した。
「いいえ、違うわ。あたしとあなたのご主人様よ。これからずぅっと一緒にあたしたちを縛ってくれる大切なご主人様よ」
思えばパパのパソコンでセルフボンデージのサイトを見ていてもパパは何も言わなかった。気付かなかったんじゃない。分かってて証拠を消してたんだ。
「そうか、あなたパパじゃなかったんだ。“ごしゅじんさま”？」
あたしがホッとした顔でつぶやけば“ご主人様”はとても嬉しそうに笑ってくれた。そして、ご主人様はあたしとお姉さんの口に一個の柔らかいゴムボールをお互いに挟み合うようにくわえさせると柔らかな長い布であたしたちの顔を二度と離れないように縛り付けた
ご主人様の後ろから何人かの男の人たちが現れる。あぁ、これでもう今までの世界とはサヨナラなんだわ。
互いに縛り合いつながり合ったあたしたちは、厚い毛布でくるまれてマンションの外へと運び出しされていった。