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好き…だぁーい好きなんだからっ!
【幼馴染 恋愛小説】

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向き合う勇気-2

杏の言葉を何度も思い返す、言葉だけではなく、それを発した時の口調の強さと真剣な眼差し…、あれは大抵冗談を言って居るとも思えない。

浴室の向こうから母さんのまな板を叩く音を耳にする。

彼女は一体何を考えているんだ、僕といたって嫌な気分しかしない筈なのに。
 部室で言った事を、もう一度頭の中で言い。そして彼女は言った「負けない」って
 それは、病で消え行く僕への不安に、打ち勝とう、それから大好きな僕に本当の意味で出会う。そういう事だろうけど…

本音を言えばとても嬉しい、でもそのせいで彼女が苦しい思いをする何て、きっと明日にでも普段と何も変わりなく元気な笑顔で挨拶をしていくだろう。しかし僕には解るその笑顔が表面上の物で、ホントは苦しい思いを必死に堪えているんだって事を。

ならば関わらないよう説得しようか、いやおそらく聞かないだろう。ならどうしたらいい
このまま何もせず自分のせいで彼女が壊れいくのを黙って見てろと言うのか?

あぁ、学校で杏に会うのが恐い。


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