西太后-2
中庭に出て4人から見られない所にある東屋に入った。中は扉を閉められるようになっていた。「そろそろ本題ですかな。」「そうね、あー、あの2人の印象はどう?」「いいですよ。洗練されているし、私は気に入りました。」「そうおっしゃっていただけると思っていました。」「2人が問題でも、、?」「ごめんなさい、そうじゃなくて、あの、、、昼間からこんな話をするのは恥ずかしいんだけど、、。」「私とあなたの仲じゃないですか。」Q氏と謝女子は関係をもったことがあった。重いものではなく、お互い30代のころ、ある会議で泊まったホテルの部屋が隣同士だったので、成り行きでそうなっただけのこと。忘れ得ぬほどの濃密なセックスであったことは言うまでもない。謝女子の話は下記のようであった。“謝女子は両刀使いである。(それはQ氏も知っていた。)ハレムには男5人、女3人いた。身分制は無く、各人の仕事振り、オーブの掟などの秩序も保たれていた。性欲が強い謝女子は人数を増やしたかった。MPMに依頼しているが、予約が入っているため後1年待ってもらわないといけないという。それと出し物のコーディネートが出来るイオナのような側近を求めていたのだった。“Q氏はニヤリとして答えた。「困ったもんですね。あなたと言う人は、、。」Q氏はサイドに長くスリットの入ったチャイナドレスの中に手のひらをすべり込ませた。股間はよく手入れされ、いつでも受け入れ可能にスタンバイされていた。すべすべした柔肌の内モモをなでまわして、Q氏は言った。「さっきの“特別なワイン”が利いて来ましたよ。何かの演出はあると思っていました。」