喪服と薔薇-7
体に走る新たな刺激に、シフは体を震わせる。
もうそれだけでシフの薔薇からの蜜はとめどなく、ナイトハルトは唇ごと秘所に吸い付き 音をたてて飲み干していく。
――― ジュル・・ジュルルル・・・・・
「 んはっ・・・はんっ・・・・ああ・・・あぁあ・・・・・」
ナイトハルトの頭に手を置いたまま 無意識にも快楽に溺れていくシフ。
次第に彼女の頭からアルベルトの姿が希薄になりつつあった。
やがて蜜の味を充分に満喫したナイトハルトは口を拭いながら体を起こすと、カチャカチャとベルトを外し、
今の今まで我慢していた自分の肉棒を取り出す。
「 ・・・・!!!? 」
それを見たシフは思わず目を見開き、声なき声を上げた。
空気に触れたせいでピクピクと動くそれは、赤黒く血管は浮き出て ギチギチに固くなっている。
その太さ・長さ共にアルベルトのものを凌駕するほどの逞しさをたぎらせていた。シフは思わずそれを凝視してしまう、密かな期待をもって。
「・・・こいつのうずきは、もうお前の薔薇の中でしか治まらん・・・」
そう言うと、肉棒を数度に渡りシフの薔薇に擦り付けた後 勢いよく貫いた。
――― ズブズブッッ!!!
「 おおぉうぅぅっ!! 」
衝撃に思わずのけぞり、シフは雄叫びを上げる。
本当に久しぶりの・・・いや、それ以上の質感のものが彼女の中を一杯にする。
膣襞はそいつを逃すまいと一気に締まっていった。
「 くっ、こいつは・・・なんという締まり具合だっ・・・・こんなのは初めて、病みつきになりそうだよっ・・・ 」
そう言いながら腰の上下運動を加速させていく。それに比例して馬車は揺れ、怪しい水音が響き渡った。
―――ズッ、ズウッ、ズッ・・・・
「 あっ、あんっ、あっ、あぅっ・・・・いいよ、いいよぉ・・・・・もっと、もっと突いてっ!!」
シフは半狂乱になりながら、喜びの声をあげる。
久しぶりに感じる肉棒の感触に酔いしれ、もはや相手が誰か関係なくなっていた。