喪服と薔薇-5
「これはこれは・・・たったこれだけで、もう感じているのか。やはりお前も相当たまっていると見える。
男勝りの女戦士とはいえ、やはりお前も“女”だな・・・」
乳首から唇を離したナイトハルトはシフのそうした反応を楽しみつつ、左手でシフの右乳房をゆっくりと揉みしだいていく。
そして残る右手を素早くスカートの裾をかき分け股の間に滑り込ませた。
「!!あっ、駄目だ!!そこは、だ・・・め・・・」
腰をくねらせナイトハルトの“侵入”を拒もうとするシフ。
だがナイトハルトの指が黒いショーツ越しに彼女の秘所付近をなぞってみると、
そこは既に滲み出る愛液でびっしょりと濡れていた。
「・・・凄く濡れているな。布越しでも分かるぞ」
「くっっ・・・・」
そこには既に“女戦士"たるシフはいない。
ただ理性では抗いながらも本能的に次なる快感を待ち望む一匹の“雌"がいるだけである。
ナイトハルトの指がショーツの隙間から直接侵入してくる。スウッと秘所入り口を撫でると、それだけでシフの“薔薇”から熱い蜜が溢れでた。
指先に生暖かい熱と感触が伝わってくる。
「入れるぞ・・・・」
そのまま秘所を押し割り、ナイトハルトの指がシフの中に差し込まれた。
―――ズプゥゥ・・・・
「あっ、ア―――ッ!!」
既にびっしょりと濡れきっているせいか、ナイトハルトの指はほとんど抵抗なく膣の奥に導かれていく。
続いて指がもう一本加えられた。
そして巧みに2本の指がシフの中で動き始める。その“指捌き”は若い夫アルベルトなど到底及ばない。
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・・ 」
いつしかシフの体が微妙に揺れ始め、背中は弓なりに反り返りつつ、その赤い唇からは小さな矯声が断続的に漏れる。
そして早くも、
「イッ、イクゥ――――ッ!!」
これまで上げたことのないような声を上げてシフは失神し、そのまま脱力した身体をナイトハルトに預ける格好になった。
「ハァ・・・ハァ・・・・ハァ・・・」
瞼を閉じ、ナイトハルトの分厚い胸に頬を押し付けるようにして息を荒くするシフ。
そんな彼女の体をギュッと抱き締めると、ナイトハルトは満足そうに笑い、力の抜けきったシフの背中を見下ろしていた。
「・・・・・さて、今度は私自身でお前の“薔薇"を堪能させてもらおうかな」