止まらない想い-2
背中のジッパーを下げられると、着衣の圧迫感から解放され、小さな息が洩れた。
ワンピースと会わせた、ストラップレスの淡いブラを下にずらされ、私の胸は外気に晒された。
「なんか…、今日はいつもより綺麗だ…」
「ひぁ…っん!!」
頬を薄く紅潮させ、高科君は私の胸を両手で包むようにして顔を埋めて、硬くなり過敏になった先端を口に含み、卑猥な水音をたてながら吸い圧や舌で愛撫の快楽を私に与えてくれた。
「あっ…、やあっ…! ぁあんっ!!」
初めて味わう愛撫、激しい快楽の刺激に、私の喉からは、自分でも驚いてしまうくらいに甲高い喘ぎが溢れて、羞恥で体が更に熱を発して…。
「可愛いな…、今日はいつになく感じてる」
「だ…だってぇ…、っああっ!」
私の喘ぐ顔を見て、高科君は嬉しそうに小さく笑んで、更に舌を器用にうねらせて、胸の突起に痺れるような気持ち良さを与えてくる。
「やあっ! だめぇ…っああっ!」
骨ばってゴツゴツした大きな手で胸を揉み上げられながら、突起をきつく吸われたり、舌先で優しく引っ掻くように弄ばれながら、ワンピースもブラも体から脱がされ、気がついたら私は、下肢の下着のみの姿にされていて。
高科君もいつの間にか服を脱ぎ、ボクサーパンツのみの姿になっていた。
初めて見る高科君の裸。
少し細身だけど、肩が広くて、均整のとれた綺麗な体を見て、胸が激しく高鳴り、小さく喉が鳴ってしまった。
下肢に少しだけ視線をむけると、ボクサーパンツの中央が驚くくらいに膨らんでいて。
「なんか、今日はオレもヤバいわ…。スゲー興奮してるかも…」
そう言って照れくさそうにはにかんだ高科君がとても愛しくて、
「秀明、私も…、いっぱい気持ちいいよぉ…」
恥ずかしいけど、素直に思った言葉を口に出したら、
「なんだよ…、そんなエロい顔されたら、たまんないんだけど…」
高科君は嬉しそうに瞳を潤ませて、唇を重ね、私の唇、口内を舌て激しくまさぐりながら胸を愛撫してくれた。
そんな高科君が可愛いくて、私は手を彼の下肢に伸ばし、ボクサーパンツの上から、大きくなったモノの裏筋を指先で撫で上げたら、
「――っあ…」
高科君は、体をピクっと強張らせ、甘い声を漏らした。
男の人のモノに触れたのは初めてだけど、どうしたら気持ちいいのか、雑誌やネットで見て、それなりに知識だけは頭にある。
「秀明も…、いっぱい気持ちよくなって…」
私は秀明のボクサーパンツを下げて、興奮でいきり立つ大きな逸物のサオを手でそっと握り、
「…は…んぅ…」
張り詰め、膨らんだ先端を口に含み、鈴口の裏から先端を吸い舐めた。
「ぅ…っあ……っ! そん…な…っあっ!」
「んっ…はっ……んっ…、気持ち…いい…?」
先端に舌を這わせながら、上目遣いで高科君に尋ねると、
「万優子ぉ…、なんだ…ろ…、お…前、今日…、スゲー…ぁっ…! エロ…すぎ…」
「だって…、んっ……仲直り…なん…だもん…」
だめ? と尋ねるような視線を向けると、
「嬉しいよ…ぁ、ヤバい…スゲー…気持ち…いい…」
高科君は私の頭を撫でながら、腰ををビクビクと奮わせ、私のフェラに賛辞をくれながら、快楽に甘く喘いで悦んで。
初めて見る高科君の悦楽の表情が嬉しくて、私の体は火照り疼きを増して、たがが外れたようにどんどん興奮を強めて止まらなくなっていった。
「…っああっ! 万優子っ! そんなに…したら……」
「んっ…、んっ…はむ…んっ…」
高科君の逸物が、私の口の中で更に硬く、ゴツゴツと逞しく大きくなっていく。
口の中いっぱいに高科君のモノを感じて、下着がびしょびしょになるくらい下肢が濡れて疼いてる。
もっと感じて…。
万優子がするよりも。
私の口でいっぱい気持ち良さを味わって可愛い声をあげて欲しい。
喉奥までくわえこみ、張り詰めた先端を締めながら、口で激しくサオをシゴくと、高科君の腰がガクガクと震えを帯び、
「万優子っ! ごめっ! ヤバ…いっ! もう…」
高科君は私の頭を少し乱雑に抑え、
「っあっ! 万優子っ! ダメだって! このままじゃ…、口の中に…」
私の口内に出す事を躊った。だけど、
「いいのっ! んっ、んっ、秀明の…、いっぱい…ほひぃ…の…」
私は、口内に欲しい思を伝えて
、ストロークを更に深く激しくした。
「ぁぁあ……っ! 出…る…っっ!」
「んんんっ……っっ!」
高科君の動きが止まり、脈動する逸物の先端から私の喉奥へと、とろりと熱い液が出される感触を受けて、私の体は至福の悦びで震えた。
大好きな人が、私の口の中で快楽に達してくれた。
少し汗ばみ、涙目の惚けた顔で高科君の精をコクッと飲みこんだら、
「…本当、今日の万優子は…いつもの何倍もエロくて…ヤバいんだけど…」
「あっ…」
紅潮した顔で浅い息をしながら高科君は、私を押し倒して、
「ヤバいなぁ…、オレ…、今日の万優子、スゲー好きだ…」
熱い体できつく抱き締められてそう言われたら、幸せ過ぎて胸がいっぱいになって、涙が溢れて止まらなくなってしまった。