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噂をすれば恋
【女性向け 官能小説】

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-4


そのまま二人でまだ日も高いのにホテルに入った。
ドアを閉めたとたんに
お互いが待ちきれないようなキスをする。

なりふり構わないキスの仕方に
全く余裕がなくなって
舌を絡ませるたびに息が荒くなっていった。

「真樹。好きって言え」

そういえば、金子さんに好きって言うのを
意識的に避けてきたような気がする。
金子さんも私に言えとは言わなかった。

「すき。雅哉。好き」

ん。と満足そうに笑った後に
驚いた事に照れて下を向いてしまった。

「ごめっ。すごく嬉しい」

そんな事を照れて言う雅哉は
私が勝手に勘違いしていた女にだらしない男とは思えない。

照れ隠しに耳の下から首筋まで
丹念に舐められた後

「油抜いてくる」
と、離れようとしたから。
「いいの。油のにおいがしてもいいの。
お願い。そのまま抱いて?
誰に抱かれているのか感じさせて」

と、言った途端、ギュッと抱きしめられ
「可愛い事言ってんじゃねーよ」
と耳たぶを噛まれながら言われた。

ぶるっと身体を震わせてその声に応えると
ゆっくりとキスをしながら脱がされる。

身体中にキスをされ、身体中が赤く染まる。

あぁ。この人、今までキスマーク付けなかった。
私のセフレって言葉を気にしてたんだ・・・
感じている頭の片隅でそんな事を思っていた。

「ん・・・・ぁぁ・・はぁぁん」

私が言ったセフレと言う言葉が
雅哉を苦しめていたのかもしれない。
そんな風に思った。

「んはっ。まさやっ」

今日の雅哉は私の身体を、自分のものだとでも言うように
シルシを付けるのを楽しんでいた。

「真樹、どうしてほしいか言え」

さんざんじらして
さんざん触って
さんざんとろとろにした後に

今まで私の中に入っていた、自分の指を舐めながら言った。

「いれて。お願い。入れて」




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