真理乃さんのバカッ！-1
お買い物から帰宅します。
真理乃さんは、持ち帰りの仕事をしているはずです。
「やだっ…菜々の太過ぎる…あっ、あっ」
「真理乃？…さん？…」
後ろから覗き込むと、
真理乃さんは下着の中に手を入れていて、
私がトイレで盗撮されたときの動画を見ています！
モリモリ出しているところが！、
ノートパソコンのモニターに大写しに出ています！！
「わーん！！真理乃さんひどいっっ！
消去してって言ったのにっ！」
「わああっ！？こっ、これはっ！？」
慌てて下着から引き抜いた手は、糸を引いています。
「ひどいっ！ひどいっ！」
「お願い、落ち着いて…お腹の子に障るから…」
「真理乃さんのバカッ！キライッ！うわーん！」
「あわわわ、どっどど…こいつめっ！」
ガッ！ゴッ！ガチャン！
真理乃さんはノートパソコンを殴り付けて、
スッ飛ばします！
「キャー！！」
「こんにゃろっ！こんにゃろうっ！」
バキッ！バリッ！
足で踏みつけます！
「真理乃さんっ！それ、仕事用のノート…」
「はっ！あどっ…。いいの！菜々の方が大事なの！
ごめんなさい！最近Hしてなかったから」
「どうしてウンチでするんですぅー！？
どうして、
菜々の可愛いお写真でしてくれないんですぅー！？」
「それは…。菜々はウンチしてても可愛いから…」
「うわーん！！バカッ！バカッ！ ヘンタイ！
もう知らないー！うああん！」
「お願い！機嫌直して！好きなもの買っ…はっ！？
りょ、旅行に行こう！新婚旅行！
菜々が行けるときに、好きなところでいいから」
「グスン。新婚旅行ぅ？ほんとにぃ？」
「海外でもいいのよ。
ビーチでも遺跡でも野生動物でも国立公園でも、
サクラダ・ファミリアでも世界遺産でもドバイでも…」
「キリン…ガウディ…ジャイアントセコイア…」
「菜々が安定期に入ってからでも、
産まれて落ち着いてからでもいいのよ。
こないだの米国のラボ行きは、
緊張してて楽しむどころじゃ無かったじゃない？」
「約束してくれるの？」
「もちろん！旅の準備をしておこうよ。
旅行雑誌で調べて、菜々のパスポートを作ってさ。
飛行機で雲の上に出て、気持ちいいよ。
あっ！父親教室も出なきゃね。
えっ、私…父親…なのかな？…。
両親だけれ、ど…？」
「嬉しいっ！」
じゃあ、口でしてあげます。かわいそうだし」
「あっ、あらっ！？」