第六話 海外旅行-5
5.
バスルームから出てきた師匠は、正常位で受け入れ姿勢をとり、先生を待ちます。一足遅れて出てきた先生は、腰に巻いたバスタオルを落として、師匠の横に身体を寄せます。
上気した師匠の頬に顔を寄せます。しっとりとした熱気が伝わってきます。耳たぶに、首筋に、唇を這わせます。唇を合わせると、待ちかねたように師匠の舌が、絡んできました。
師匠の喉の奥から、また、あの甘美な、ミルクを混ぜた昆布茶のような、欲情した女の隠微な匂いが漂ってきます。
先生は、腰を浮かすと、粘液にまみれた亀頭を、茂みの下に差し込みました。亀頭は、濡れた花びらを左右に押し分けて、割れ目に滑り込みます。
師匠の体が、ブルッと反応します。
いつも感度のいい師匠ですが、今夜はとりわけ身体がピリピリしているようです。
先生は、指で肉棒を支えると、空割れの中の亀頭を上下に滑らせます。花びらの奥の粘膜は、トロトロに濡れて、そこに亀頭から漏れる粘液が混じります。
亀頭がせりあがって、おサネの裏を突く度に、師匠の身体はブルッと波を打ちます。
はあぁっ、ああぁっ
師匠は顎を突き出して呻きをあげ、先生の腕を強く引きました。
「入れて、先生、もう入れてぇ〜〜っ、」
先生は、花びらを押し分け亀頭を下に滑らせると、膣口に合わせます。軽く気を入れると、雁首が膣口を押し開きます。
師匠の腰が、プルッルッと震えます。
男根に気を込めて、腰を送り込みます。亀頭が、膣口に沈んでいきます。周りの肉が盛り上がり、花びらがワラワラと開いて、肉棒が飲み込まれていきます。
おサネの下に開いた小さな穴から、ジクジクと粘液が湧き出しています。
雁高の亀頭が、膣の粘膜を押し広げながら・・・・。
「ああぁっ〜師匠〜師匠ぅ〜・・凄っごくいいぃっ」
クイッ〜クイッ〜クイッ〜クイッ〜クイッ〜
いいの〜 いいの〜 おマンコがいいの〜
先生は堪らず、続けざまに三段腰で、男根を突きこみます。
腰を使うたびに、膣口は、肉棒に引かれて内へ、外へとムクれ返りながら男根を飲み込んでいきます。
「あああっぁっ、先生、せんせっ もう死にそう」
師匠は先生の腰に手を回すと、グンッと腰を突き上げました。男根は一気に根元まで嵌まり込む。
「おおぉ〜師匠、根元まで入った、根元まで・・・ああ、なんて気持ちいいんだ」
「あたし、もう駄目、イカして」
師匠は先生の腰を両腕で引き寄せると、恥骨を先生の恥骨に擦り付け、腰を振ります。
「う〜ん」
師匠の下腹が、先生の腹の下で、ヒクヒクと波を打つ。先生は、いきり立った男根にヒコヒコと気を入れて、波を打たせた。
「おおぅっ、おおぅっ」
師匠は、喉の奥でヨガリ声を上げて、身を捩ります。
「師匠、君のおマンコは、なんて素晴らしいんだ」
男根を締め付ける膣筋肉に、先生は二度三度、男根を怒張させて、答えますます。
師匠の足が突っ張った。
「イクぅッ」
「師匠っ」
師匠は、全身を震わせて絶頂に達しました。
先生は、深呼吸をして気を静めます。
いっそイってしまいたい。しかし、これからの師匠との道行きを考えると、嵌めるたびに射精をしていたのでは身が持たない。とにかく、精液が雁首に到達る前に、射精を踏みとどまる。 “接して漏らさず“
先生の足に絡んだ師匠の足から力が抜けると、肉棒を締めていた膣口の筋肉も緩みました。 怒張の極にあった男根も、先生の深呼吸で、徐々に萎えてきました。
「接して漏らさず」・・・せっかくオーストラリアまで来た師匠には、日本に帰るまで、たっぷりと旅を楽しんでもらいたい。それにはスタミナの配分が何よりも大事。 旅は未だ続く。