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好き…だぁーい好きなんだからっ!
【幼馴染 恋愛小説】

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愛しているからこそ…ツライ-2

「ほらっ!早く早くぅー!」

僕の歩くスペースに構う事無く、子供の様に無邪気に走り回る杏。
休みの日に、二人で公園に行こう…と決めたのは正解だった。特に深い理由は無く
ただ二人でゆっくり一緒になれそうな所なら何処でも良かった。


そう…

素敵な杏が居れば何処だって良い…


杏の有無の差はとても大きい、彼女が居ないと例え僕にとってそこが楽しい場所だった
としても、何か物足りず。逆に僕にとって嫌な場所だったとしても彼女が居ればそんな
嫌悪感を持つ事も無く。

今時古いかも知れないし、ちょっと照れくさいけど僕にとって彼女は太陽の様な存在だ
このような素敵な人と出会わせてくれた神様には感謝してもし足りないくらいだ…

それから彼女と、噴水近くで、水をかけっこしたり綺麗な花壇に目が釘付けになったりして、僕は彼女に振り回されっぱなしだ。



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