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温水洋二の青春
【学園物 官能小説】

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好きなひとがレイプされた。-1

 ぼくは温水洋平。
 ぼくはボッチだ。
 説明するまでもなく、友達がいないやつだ。
 暗い。どもる。……若ハゲ。
 
 この年でハゲなんて……っ!

 でも、学校は嫌いじゃない。
 好きな子がいるからだ。

 コウ――山崎コウ。
 黒髪ロングで、ネコ目のきれいな女の子。
 性格がきついのがたまにきずだけど、そこもぼくは好きだ。
 そう、好きだ。
 好きなのだ。

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 一学期の期末テスト。
 温水は気が滅入っていた。当然だろう。
 テストがろくにできないからだ。

 今日、1日目から失敗した。
 苦手な国語はもちろんダメで、得意の数学はなぜかダメだった。
 赤点を取るほど馬鹿じゃないし、テストの結果は想像どおりな部分もあった。
 それでもテストができないと、学生は落ち込むものだ。

 唯一の救いは学校が午前なだけってところ。
 ま、みんな同じだろう。
 でも、嫌なことが起きた。
 おなかを壊したのだ。
 早く帰ってエロゲでもしたかったのに、学校のトイレに引きこもりだ。

「くそったれ」

 コウのことを考える。
 彼女は理系科目が得意で、数学はさぞかしできたことだろう。
 みんな彼女のところに集まって、テストの答えがどうのこうの話していた。

 もちろん、ぼくはそんなできない。

 温水はようやくトイレに出て、帰ろうとした。
 すると、教室から口論が聞こえた。

「いいだろーが、テスト終わったら、遊びいこういこう」

「嫌つってんでしょうが!」

「なんでだよ。いいだろが」

 温水が教室をのぞいてみると、コウと問題児百原清二がだった。
 どうやら、デートに誘われているようだ。
 厄介なやつに絡まれたものだ。
 暴力的で、顔ががたがたで、無神経で、女好きで、最低な百原に絡まれるなんて。

 助けてあげようかな。
 僕はハゲだけど、柔道をやってる。ハゲ関係ないか?
 はっきりいって強い。

 確かに温水は強かった。
 柔道黒帯。確かに百原にも勝てる実力はあった。
 だが、びびりだった。

 助けよう助けようと思いながら、見守る温水。
 口論はだんだんその強さを増していく。

「綺麗だからって、たかびじゃってんじゃねーぞ、てめぇ」

「はぁっ! あんたみたいな失敗ヅラに誘われていくわけないでしょ!」

「なんだと、てめぇ!」

 あろうことか、百原は強い勢いで、コウのお腹を殴ったのだ。
 声をあげることもできず、倒れこむ。
 百原はそのまま、蹴る。蹴る。蹴る。

「や、やめて……」

 気の強いコウが泣き声だった。
 百原は嗜虐心に火が付いたのか、きれいな黒髪をつかみ、そのままキスをする。

「ンーー」

 コウの強いうめき声が聞こえる。
 そのまま、百原は制服の中に手を入れ、おっぱいをもむ。
 そして、暴力的に制服を脱がした。
 コウが抵抗を見せれば、殴る。そして、脱がすの動作だ。

 白いおっぱいがあらわになる。
 温水は興奮した。ペニスもがちがちに硬くなる。

「ひゅー。やわらけえ、きもちよくさせてやんよ」

「……おねがい、やめてください」

 敬語を使うコウ。しかし、暴虐は止まらない。
 そのまま、パンツを脱がし、押し倒される。
 百原はがちゃがちゃとベルトをはずし、ズボンとパンツをおろした。
 温水は助けにいかないまま、じぃっとそれを見て興奮している。

「あぎぃっ……」

 コウの悲痛な声が聞こえる。
 百原は気にしない様子で腰を動かしはじめた。
 コウの痛むような、あえぐような、うめきのような声が漏れる。

 感じてるのかな?

 非道を前に、温水はそんなことを考えていた。
 乳房をもまれ、吸われ、マ〇コを蹂躙される。
 ぐちゅぐちゅと音が鳴る。

「うううう……」

 泣いている。あえいでいる。
 温水は興奮した。

 そのまま、バックで犯される。

「うあ……ふぅ」

 百原が気持ち悪い声をあげ、ぶるぶると震えた。
 イッたのだろう。
 そのあとはケータイを取り出して、コウの写真を撮り始める。
 ありがちな展開だ。
 コウは後ろを向けたまま、泣いているようだった。

「黙ってろよ」

 それだけいって、百原は教室を出ようとする。
 温水は慌てて、トイレに逃げ帰った。
 


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