第四話 年越し-2
2.
師匠と先生のの逢う瀬も度重なって、いまや絶好調の兆しが見えて来ました。
夫婦以上というのも変ですが、良しにつけ、悪しきにつけ、十分な経験の上での夫婦ごとですから、まさに熟練した職人技の域に達してして来ました。
阿吽の呼吸も板に付いてきて、このところ、成功率は100パーセントの好成績。特に師匠の、満足したときの嬉しそうな顔は、先生を喜ばせてくれます。
(僕には、長い欲求不満の期間がありました。
師匠との出会いで、このところむさぼるようにお互いを求めて、それなりに満足はしているのですが、私には、一晩入れっ放しという、以前からの思いがあります。
今夜は、打って付けのチャンスと、胸がわくわくしております)
「師匠、一緒に風呂に入らないか? まだ恥ずかしいかい」
「ここまできて、今更、恥ずかしいもないもんですね。いいですよ、その代わり、あまり皺の数など、数えないでくださいな」
風呂は、いい湯加減に沸いております。
(なあんだ、師匠その積もりで用意をしていたんだ)
(師匠が、腰周りを流して、湯船に入ってきます。僕は、股を開いて、脚の間に師匠を迎えます。師匠の足が、僕の腰を回って、両脇に入ってきます)
「いい湯だな・ッタタンタン」
つい鼻歌が出ます。
目の前に、草むらが二つ。手前の草むらからは、僕の肉棒が鎌首をもたげてゆらゆらと・・・。
「先生、今日も元気ねぇ」
「えぇ、お蔭様で」
僕は、師匠の尻を、座位の形に引き寄せます。乳房を両手に掴むと、師匠が肉棒を掴みます。
僕は片手を離して、師匠の草むらに指を伸ばしました。
「洗いっこしよう」
「師匠、入れたい」
師匠に弄られて、僕の男根は、もうギンギンです。
師匠の尻の下に、腰を据えました。
師匠は腰を浮かして、座位の形で、股を開いています。
たった今、洗ったばかりの膣口に、雁首を寄せていきます。
入りません。
洗ったばかりの膣口も、亀頭の先も、粘液が湯に流されてしまっていて、軋むばかりで、とても滑り込む状況ではありません。
「師匠、こりゃだめだ」
早々に風呂から上がると、ベッドに飛び込みました。
3.
ベッドに入ると、蒸したての饅頭のようにしっとりとした師匠のお尻を、引き寄せます。
浅草寺の除夜の鐘が、ごーぅん ごーぅん と、間延びをして響いてきます。
「師匠、好きです」
「先生っ」
師匠の、左の乳首を吸います。師匠は、左の乳首のほうが、右より感度がいいのです。
もうすっかり出来上がっているので、指を唾で濡らすと、間髪を入れず股間に伸ばし、割れ目を探ります。
ああぁぁぁっ
いつも師匠は、ここでヨガリ声の第一声を発します。僕と付き合うようになって、空割れの感度が、特によくなったと言います。
左の乳首を、上の歯と舌で噛みながら、腰を被せていきます。上体を起こし、師匠の尻を二股で挟むように、男根を、師匠の草むらに近づけます。
唾を指に取ると、草むらを分けて、空割れに唾を塗りつけます。
おおおぉぉぅ
師匠は、ここで第二のヨガリ声を上げます。
男根に念入りに唾を塗りこみ、亀頭を空割れに近づけます。先端を膣口に合わせ、そのまま腰を押し込みます。
ヌル〜ヌル〜ヌル
すでに濡れそぼった膣は、抵抗無く男根を受け入れます。
「師匠、いいね」
「いいの いいの おマンコがいいの」
「根元まで、入ったよ、師匠のおマンコに、根元まで・・・」
ああ いい イイ いいぃっ
師匠が、ちょっと気になる位に、ヨガリ声を上げます。
深く入れたまま、クチョクチョと亀頭で子宮をつつきます。
根元まで入った状態で、膣の中を亀頭で愛撫するのが、僕は大好きです。
うむううむぅっ
師匠が、僕の腰の両側で、足を突っ張ります。