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師匠と先生の華麗な愛情生活
【ラブコメ 官能小説】

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第二話 クリスマスイヴ-1

第二話
クリスマスイヴ

1.
程なくして、年末が近づき、街はクリスマス売り出しの飾り付けで賑わって来ました。
私たち、もちろん私と淳一先生のことですけど、相変わらず、タンゴを楽しんでいます。

帰りの車でのお付き合いも、順調です。
最初のキスがとても堂に入っていたので、先生は結構な遊び人だと思いました。だって
ダンスの先生と聞けば、それだけで要注意でしょう?
 
 先生の言うには、自分は決してそんなんじゃない、エンジニアだから、何でも一生懸命に研究、開発しているだけだそうです。確かに、浮いたうわさを聞いたこともないし、根は真面目な性格だということは、感じています。

「師匠、クリスマスですねえ。何かロマンチックなことしませんか?」
淳一先生から、
「事実上、夫婦生活をしているんだから、せめて新婚旅行の真似事でもどうでしょうか」という提案がありました。もちろん私に異論はありません。
 
淳一先生が、あまり地元の人の行かない、かつては観光客で賑わったレトロなホテルを予約してくれました。そこの最上階の展望レストランでディナーをして、一晩を過ごそうという計画です。
 
 嬉しい反面、私には心配がありました。先生には歳を知られたくないのですが、正直、古希を迎えています。その上、10年もの空き部屋。

今までは、車の中でのささやかな悦びで済んでいましたが、淳一先生は、一晩、入れたまま過ごしたいなんて大変なことを言っているんです。
「一度思い切りやってみたい、一晩入れっ放しが、長年の夢です」
 
この前のカーセックスのあと、翌日、あそこに少々不快感を感じました。
痛いというほどのことではないのですが、処女を失ったあとの、なんともいえない異物感とでも言うのでしょうか。
幸い、すぐによくなって、今は問題ないのですが。まあ、空白の10年の間に処女に戻ったと思えば、そんな気もします。念のため、薬局で潤滑クリームを買って、持って行くことにします。



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