第二話 クリスマスイヴ-2
2.
ホテルの裏道から、地下の駐車場に車を乗り入れます。ここから、エレベーターで24階のレストランへ直行。
窓の外には、東京湾が広がって、大小さまざまな船が、クリスマスらしく電飾を凝らして、輝いています。
生牡蠣のオントレーから始まって、Tボーン・ステーキで終わるデイナーは、美味しいばかりでなく、しっかり勢力の付くメニューでした。
寝室に入るのを、万が一にも人に見られたくないので、淳一先生が先に出て、私は10分ほど後からレストランを出ました。初めてのホテルなので、迷子になってまごまご、だいぶ遅れて部屋にたどり着きました。
淳一先生は、持参したラム酒とライムで、ダイキリとか言うカクテルを作っていました。シロップが入るので甘口ですが、焼酎並みに強いお酒だそうです。
先生が先にお風呂に入り、私がお風呂から出たときには、バスローブの胸をはだけて、ダイキリを楽しんでいました。
誘われるまま、ソファーに並んで座りました。氷で冷やしたダイキリを口に含むと、口中にライムの香りが広がります。
先生の胸に抱かれて、私は天国の気分です。
先生の指が、すでに乳首を嬲っています。先生に急所を知られてしまい、私はすぐに濡れてしまいます。
口移しで、ダイキリを頂きました。
頭はクラクラ、あそこはジュクジュク。お酒の所為なのか、欲情のなせる業か?
もうそんなことはどうでもいい、早く先生に愛されたい。
先生に抱かれて、ベッドに横になります。
「先生、私、ほら、10年もしてないでしょう。心配なんで、薬屋さんであそこのクリームを買って来たの。バッグに入れてあるんです」
「師匠、大丈夫だよ。念のため枕元へ持ってきておくけど、僕の唾は結構粘りがあるんで、クリームなしで大丈夫」
「今夜は、新婚旅行。師匠は、リサイクル・バージンだから、僕もその積もりで気をつけるよ。心配しないで、リラックスして・・・痛かったら言って下さい」
それを聞いて、ひとまずは安心。まあ、先生はテクニシャンだから、上手くやってくれる。
3.
僕のかみさんは、セックスには淡白で、1週間に一回以上はやらせて呉れませんでした。
かみさんが認知症で介護施設に入り、このまま僕の人生は終わってしまうのかと、いささかあせっていました。
そんな時に、飛んで火にいる夏の虫みたいに、師匠との出会いがありました。世の中にこんな女性がいたのかと、驚くばかりに素晴らしい。
何と言っても、僕の要求を、素直に受け入れてくれます。手を伸ばせば、いつもそこにいるといった感じです。
感度も素晴らしい。初キッスで、たったアレだけで、濡れていました。ああ、僕はこの人と幸せになりたいと、心から思います。
クリスマスイヴは、共に1夜を過ごすことになりました。
師匠は自分の歳のことと、10年間空閨だったことをとても気にしています。
リラックスには何と言ってもお酒。ネットでレシピを調べて、ダイキリを作ることにしました。
後は僕のテクニックしだい。師匠のおマンコに入れて、一晩中入れっぱなしにしてみたい。 長年の夢がかなうのかと思うと、おチンチンが弾みます。
お酒が入って、とろんとなった師匠がベッドに横になっています。
僕は、師匠を上向きにして、バスローブの前を開きました。
上気をして目をつぶった顔、僅かに開いた唇、首筋から胸、豊かな張りを見せる乳房、可愛い乳首、くびれた腹、ふっくらと膨らむ下腹、股間の付け根にこんもりと盛り上がる丘は、そそとした恥毛に覆われています。
(恥毛があまり濃いと、毛切れがする。この位がちょうどいい。
死んだご主人が絵描きで、そのモデルにもなったという。むっちりと熟した女体は、かつてのプロポーションを保っている)