しつけ-3
「淫乱な女にはしつけが必要だからな。」
俺は強がりに軽口をたたいた気がしてしまった。それでも、ちょっとした不安はすぐに消えた。
「・・ん・・・・はい。」
俺のモノへの行為をちゅぱっと音を立てて中断し、従順な返事を返す。その眼は何かを求めていた。
「どうして欲しい。」
「・・・。」
床にへたり込んだ格好の理恵は、口元から滴る液も気にせずうつむいた。
ぽたぽたと床に唾液が落ちるのも気にならないほど、恥じらいが勝っていた。
「言えないならここで終わりだな。」
「何が終わるの?」
言っている意味が分からないらしく、純粋に聞き返す理恵。
こういう時にはやりにくい。
「お前を気持ちよくさせない。」
「・・・だめなの?」
「だめだ。」
「どうして?」
「お前が言わないからだ。」
このやりとりはどこか不思議だった。淫乱なのに、意味が分からない。なぜ、こんなことをわざわざ話してやっているのか。それでも、俺自身は続きがしたかった。
「Hがしたいと言わなければ、続きをしてやらないぞ。」
「・・・!」
恥じらいが終わらない。問答を続けても、どうやら無駄だと分かった。もっとメスに目覚めてもらわなければ。
急に顔を近づけ、口づけをした。俺のモノをしゃぶっていたが、そんなことはどうでもいい。
「・・・んっ・・・・!」
不意打ちで息をふさがれた格好の理恵の口中に、舌を侵入させる。
無理矢理に始めた口づけに、しかし理恵は追従してきた。
目がとろんとし、俺の舌使いに対して沿うようについてくる。
「へんはいふぇ。」
俺はキスしたままつぶやいた。変態め。無理矢理されても嫌がらずにもっとしてくれとねだってくる変態。そういう意味だった。
「・・・・・・・・・ぅん。」
従順なメスは俺の言葉にうなずいた。