しつけ-2
一人の『不審な男』は、一人暮らしの女性の家で一夜を明かした。
その一人暮らしの女性は、特に何も言わずに男と朝食をとっている。
テーブルの上に目玉焼きとトースト。
理恵はトーストにマーガリンを塗っている。時計は１０時。
あまりにも遅い時間だが、昨日の行為がそれだけ効いたのだろう。
俺は目の前にいる『淫乱な女』になんとしても覚醒して欲しかった。
そうすれば退屈な日常など一気に破壊されるだろう。そのために俺は手段は選ばない。
「やってみるか。」
目の前の女に聞こえないように小声でつぶやき、始めた。
ジーッ。俺は不意にズボンのチャックを下ろし、モノを出した。
目の前の女はパンにマーガリンを塗り終えて、ほうばろうとしているところだ。
目は相変わらずきらきらしている。俺がチャックを下ろしたことにさえ気づいていないようだった。
「おい。」
俺は椅子を引きながら理恵を呼びかけた。
「何？・・・・えっ！？」
理恵の視界に俺のモノが入り、理恵の表情が曇る。
「どうした？昨日はあんなに美味しそうにしゃぶったろう？」
理恵が一気に赤面し、パンが皿の上に落ちた。
「気にせずそのまま食べろ。俺のことなど気にせずに。」
「それ、・・・・セクハラだよ。」
理恵がどこか言う言葉を確認したような沈黙の後、精一杯抵抗した言葉を口にした。
「セクハラじゃないだろう。お前はもう犯されてるんだしな。そうだろう？」
言いながら俺は立ち上がり理恵に近づいた。モノはふくらんでいた。
「・・・どうすればいいの？」
メスが目覚めた気がした。理恵の目の光が鈍い輝きに変わる。抵抗しないことに俺は少し面を食らったが。
「しゃぶれ。」
「変態。・・・は・・・ん・・・。」
そう言いながらも既に口でモノをほうばっている。じゃぶじゃぶと音をさせながら奉仕している。
「昨日聞き忘れたが・・・なんでそんなに上手いんだ？」
「それは・・・彼が好きだったから。」
「好きだと上手くなるのか？お前は元々淫乱なんだろう？」
「分からないよ・・・そんなの・・・ん・・・」
モノをしゃぶる理恵は既にメスの顔だった。舌が筋を舐める時、ただ這わせるだけでなく、絶妙な距離を辿っていくのだ。触れるか触れないかのギリギリの距離を、舌が描く。フェラの上手さは天才と言ってもいい。責めているつもりだったが、口でさせると負けてしまう気もしていた。