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ゆえとナオさんpart4
【同性愛♀ 官能小説】

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夏の思い出-1

「どうだった!?」
ナオは水面からボートに手をかけて聞く。
「バックフリップをやろうってんなら、高さが足りないぜ、ナオ」
「うーん、やっぱりそうかぁ」
BMXのハンドルと、ナオの二の腕にはフロートが付けてある。
ショートカットにビキニのナオは、長い手足でボートによじ登る。

ナオはボートの上から、髪の水も払わずに大きな声をあげる。
「ダーン!ジャンプランプの角度をあげてー!もっと高く飛びたいのー!」
「オーケイ!ナオ!
ヘイ、ガイズ。手伝ってくれ、パレットでもかまそう。お姫さまのご所望だ」

夏になると、
ダンのピックアップでジャンプランプを持ち出して、湖でレイクジャンプをするのだ。
男の子たちは交代で、坂道から桟橋に向けてBMXを加速する。
男親達は、ワイフの料理を持ち寄って、ビールを片手に夏の日を過ごすのだ。

「ちょっと待て、タイダウンをするからな。
スムーズにアプローチ出来るように薄い板を貼ってやろう」
ダンは、インパクトドライバーでビスをねじ込む。

「ナオ、どうだ?」
ナオはBMXを軽く漕いで、ランプに進入する。
「うん、いいね」
そのままフェイキーで下がって、
フロントタイヤをスリップさせてターンを決める。
「よし!」

ナオは猛然と坂道を下り、
輝く太陽に向かって伸びやかに飛び出す!
大人達はビールを掲げて、ナオの見事な跳躍に喝采を送る!
男の子たちは両手を突き上げて湖に飛び込む!
「やった!高ぇ!高ぇぜ!ナオ!」
「うおーっ!やるぜ!ナオ!」
「あーっははは!!」


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