曖姪Ω-2
まだ小五だと言うのに、手の平には確かな弾力感を感じる。
身をくねらせ必死に逃れようとする様に、俺は尋常ではない興奮を覚え今にも射精しそうになる。
乱れた衣類の隙間から、右手を胸元に潜り込ませ直に触れる。
微かな膨らみ先端を探り当てると、抓る様に摘みあげる。
「ふぅっ、ぐぅぅ……」
塞いだ左掌に、恵利子の呻き声を感じる。
「え、えりちゃん…… 大人しく、大人しくしてくれ。そうしてくれないと、もっと痛い思いをする事になる。ちょっと、ちょっとの間で良いから」
息を荒げ、身勝手な願いを強いる。
その様はまさに、三流漫画の“異常性欲者”その物であった。
身をくねらせ、必死に拘束の手を振り解き、逃れようともがく愛らしい少女。
その身体は、徐々に熱を帯び始め上気する。
同時に先程鼻孔を刺激した髪の香りとは違う、形容し難い匂いが少女の身体より立ち昇り始める。
それは少女が香水の類を付けていない事から、激しい抵抗による発汗作用から発せられた“薫り”と思われた。
その“薫り”に興奮するあまり、俺は……